という悩みはありませんか?
売上をアップさせる。と言っても、状況によってやるべきことは違います。
例えば、
・PVは増えているのに成果が発生しない
という状態から、PVをさらに伸ばそうとするのは大変です。
じゃあ、どうやって自分の状況を知れば良いのか?
そのヒントは、アフィリエイトの成果レポートにあります。
この記事では、A8の成果レポートを参考に「売上をアップさせる成果レポート分析方法」をお伝えします!
なお、
googleアナリティクスの分析が苦手だなー。
という方には、有料noteで分析方法をお伝えしています。
CV3倍改善をしたサイト改善担当が教える「分析が苦手な人でも効率よく改善できるようになる」テクニック
すぐ読める見出し
売上をアップさせるには、アフィリエイト売上を構成する計算式を知る
まずはじめに、売上というのは、
単に紹介した商品が売れた数だけではないんです。
「売上がどんな要素から構成されているか」という、方程式から売上が決まります。
この式を表すと、次のようになります。
用語の意味は以下の通り。
PV(ページビュー)
ページビューはページを閲覧された回数。
グーグルアナリティクスなどで確認できます。
インプレッションとは?
インプレッションとは、ページで広告が表示された回数のこと。
例えば、
1ページに同じ広告が2つ掲載されていれば、1PVでもインプレッション数は「2」になります。
1ページに同じ広告が5つ掲載されていれば、1PVでもインプレッション数は「5」になります。
インプレッション=PV ではないので注意しましょう。
クリック数とは?
広告がクリックされた回数のこと。
クリックされた数なので、成果発生した数とは異なります。
どうでしょう?イメージはつきましたか?
では、次は「どの順番で改善して行くと効率的か?」について、お伝えしますね。
アフィリエイト売上をアップさせるためには改善優先順位が大事
効率的な改善をしてくなら、基本的には方程式で並んでいる順番に改善していけばOKです。
- 記事のPV
- インプレッション数
- クリック数
の順番になります。
売上アップするには、まずは最初にPVを伸ばす
単純なことですが、人通りが多いところで売ったほうが売れる確率は高いですよね。
逆に言うと、いくら良いものでも買ってくれる人が少なければ、売れる量も少なくなる。
記事において「人通りが多い場所に行く」というのは、「検索結果で上位表示される」ことですよね。
なので、まずはPVを増やす方法を実践していくのが優先!
ただし、そもそも上げたいワードを検索する人が少なければ、どれだけ順位をあげたとしてもPVは増えて行きません。
その場合は、次の「インプレッション数」を改善しましょう。
広告を見せる回数を増やせば、アフィリエイト売上は上がる
身の回りにある広告をみてみてください。
例えば、食器用洗剤。
TVでCMをやっていると思ったら、雑誌・電車の中吊りなどなど、たくさんの場所で同じ広告を見かけませんか?
これは、心理学でいう「単純接触効果」を狙って行われているものです。
ユーザーに何度もアピールすることで、記憶に残してもらい購入に繋げる。という手法。
ただし、記事中でやるならやりすぎは禁物です。
もし、記事の最後でしかアフィリエイトバナーを貼っていないのであれば、記事の最初にも貼りましょう。
これだけでも、インプレッション数は倍になります。
関連する記事があるなら、その記事にも貼ります。
クリック数を増やすと、アフィリエイト売上も上がりやすい
PVもある、インプレッションもある。
なのにクリック数は0件。
そんなときは、クリック数を改善します。
ただし、クリック数を検証するときに注意することがあります。
それは、1ページに複数の広告が張られている場合。
例えば、ある記事で
・PVが1,000
・広告クリック数が10
だとしましょう。
ということは、
- 広告を1つ置いている場合、インプレッションは1,000
- 広告を2つ置いている場合、インプレッションは2,000
になります。
・記事内に広告を1箇所しか掲載してないA案件
・記事内に広告を2箇所掲載しているB案件
を比較したときに
と、単純な判断をしないよう注意してください。
記事内で掲載している広告の数が違えば、インプレッション数は大きく変わります。
この場合の予想は、
・A案件はインプレッションが少ないにも関わらず、クリック数が多い。インプレッションを増やせばもっと増えるかもしれない。
とも考えられます。記事の内容などによって変わるため言い切れませんが・・。
クリック数を比較するときは必ず「同じくらいのPV・広告掲載数か」を確認しましょう!
次は、イメージがつきやすいように、実際のA8成果レポート画面をみながら解説します。
アフィリエイト売上をアップさせやすい案件の調べ方
まずは、売上をアップさせやすい案件の調べ方からお教えします。
- 手順1A8管理画面メニューから「レポート」→「成果報酬」を洗濯
- 手順2「成果発生レポート」の「プログラム別」をクリック
- 手順3検索したい期間を選択して「検索」をクリック
- 手順4インプレッション数をクリックしてインプレッションが高い順に並び替え
- 手順5プログラム別のインプレッションが高い順に表示されました
アフィリエイト売上をアップさせるための仮説とすべきこと
先ほど並び替えた案件を使って、具体的に「アフィリエイト売上をアップさせるための仮説とすべきこと」を考えてみましょう。
インプレッションが多いのにクリック数が少ない場合
まず、案件1は「インプレッション数3,373」に対して「クリック数」は、たったの1回です。
悪すぎですね(笑)
たくさん見られている(表示されている)にも関わらず、クリックされていない原因としては、
- 検索ユーザーが欲しいものじゃない
- 検索ユーザーに正しい提案ができていない
のどちらかでしょう。
改善方法としては、
・検索ユーザーが欲しいものじゃない → 違う案件の広告に張り替える
・検索ユーザーに正しい提案ができていない → 購入をすすめる文章を変える
が考えられそうですね。
インプレッションが少なくてもクリック数が多い場合
案件2と案件3は、ほぼ同じくらいのデータですね。
(20/725)×100=約3%のクリック率。
そこまで悪くないかと思います。
まずは、インプレッション数を伸ばすために「記事内に複数広告が設置されているか」を確認。
設置されていなければ、少なくとも記事の最初と最後には設置。
そのあと、クリック数をアップさせる方法を考えると良いと思います。
ちなみに、この案件が設置されている記事では「テキストリンク」のみが設置されていました。
なので改善方法としては、
- テキストリンクをバナーリンクに変える
- ボタンリンクに変える
- ボタンリンクとバナーリンク両方を設置する
- マイクロコピーを設置する
などが考えられますね。
マイクロコピーって?
マイクロコピーとは、ユーザーにとって欲しい行動(バナークリックやメルマガ、会員登録など)導線の付近に表示される短い文章のこと。
成約率が2倍になった。という例も数多くあり、売上をあげたい人はぜひ学ぶべき手法です。
マイクロコピーについては、こちらの本で詳しく学べます。
アフィリエイト売上をあげるには「アフィリエイト単価」も大事
売上を構成する方程式で、
・PV
・インプレッション数
・クリック数
を紹介してきましたが、「アフィリエイト単価」について紹介していませんでしたね。
売上をアップさせたいとき、単価は大事な要素なんですが・・・。
「アフィリエイト単価」をあげることは、とても大変です。
その案件で、ある程度の実績を積まないとアフィリエイト単価はアップしてもらえません。
いわゆる「特単(特別単価)」というものですね。
ただし!!!
特単をもらわずに「アフィリエイト単価」をあげることは可能なんです。
その方法は単純。
A8以外にも複数のASPに登録して報酬単価を比較すること
実は、同じ案件でもASPによって報酬単価が違いケースが結構あるんです。
この画像を見てください。
これは、とある商品買取案件で異なるASPの「成果条件」「成果報酬」画面キャプチャをまとめたもの。
成果報酬を見ると、左のASPは4,984円、右のASPは3,000円ですよね。
なんと、約2,000円の差があります。
つまり、
- 10件成約すれば、2万円
- 50件成約すれば、10万円
- 100件成約すれば、20万円
これくらいの差が出てきます。
アフィリエイト収益を増やそう!と思った時、多くの人はPVを増やすために記事を書いたり、記事をリライトしようとします。
ですが、
という方程式において、PV・インプレッション・クリックがある程度出ているのであれば、
と探してみると、すぐに売上アップにつなげることができるかもしれませんよ!
A8以外のアフィリエイトプロバイダー
A8以外にもASPはたくさんあります。
・そもそもA8をやっていなかった!
・他にもASPを知りたい!
という方のために、いくつかASPを紹介しておきます。
どのASPも登録は無料なので、あなたの扱う案件が他のASPにもないか?探して売上アップにつなげてみてください!
グーグルアナリティクスの分析方法を知りたい方は
という方向けに、有料noteで分析方法をお伝えしています。
記事全体の目次は、こんな感じです。
- 現状データから目標を決めよう
- ユーザーの流れを図解しよう
- サイト・ブログの目標をアナリティクスに設定しよう
- サイト改善が失敗する4つの事例
- コンバージョンにつながらない、よくある5つの原因
- ページをポジショニングして効率よく改善しよう
- 改善後の検証をしよう
- 改善に取り組む本質的な意味
「あー。この悩みあるなぁ・・」
という項目があれば、改善のヒントをつかんでいただけるかと思います!
CV3倍改善をしたサイト改善担当が教える「分析が苦手な人でも効率よく改善できるようになる」テクニック
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