ひとつのブログネタからターゲット別に増やしていくには、どうしたら良いですか?
ブログネタを増やす考え方を教えてください。
という疑問に答えます!
ブログネタを増やしていくには、「誰に届けるか」を考えること。
誰に届けるか(ターゲット)を変えれば、検索キーワードや記事の内容が変わってきます。
今回紹介する視点と考え方を使うことで、ひとつのブログネタから最大8つの記事を作ることが可能ですよ!
すぐ読める見出し
ブログネタは、困りごとを解決することが原則
ブログをせっかく書くなら、一人でも多くの人に読まれたいですよね。
読まれるためには、
・検索される
・SNSで発信する
などの方法があります。
ただ、やっぱりSNSよりも検索してくるユーザーの方が一般的には多い。
つまり、読まれるということは検索されるという事とほぼ同じ意味、と言えます。
検索されるには、
- ○○が欲しいけど、たくさんの種類がある。どうやって選べば良いんだろう?
- ○○に悩んでいる・・。解決するにはどうしたら良いんだろう?
- ○○の評判はどうだろう?お金を払って損しないかな?
といった「困りごとを解決する」記事を書く。これが基本です。
ブロガーの中には、日記や考え方を発信している人もいますが・・・。
それは、「ファンづくり」を目的としていることがほとんど。
始めたばかりのブロガーや、基本的にサイト公開をしないアフィリエイターには向いていません。
さて、改めてブログ記事の基本を確認したところで、ひとつのブログネタから記事を増やす方法をお伝えします。
ブログネタを作る考え方その1:ユーザーには3種類いる
検索するユーザーには、大きく分けて3種類の人がいます。
それは、
- はじめようとする人・未経験の人
- 使いはじめた人・経験しはじめた人
- 使いこなしている人・経験を深めたい人
の3種類。
別の言い方をすると、
・初心者
・中級者
・上級者
という3種類のユーザーに分かれます。
この3種類のユーザーが知りたいことは全く異なるはずですよね。
なので、それぞれに向けた記事を書けば3記事できあがります。
とは言え、ちょっとコレだけでは分かりくいと思います。
イメージしやすいように「タブレット」を例に考えてみましょう。
ブログネタを作る考え方その1:例 タブレットについて調べる人
ところで、日本国内の世帯でタブレットを所有している割合はどれくらいか、知っていますか?
2012年から2016年までの「世帯当たりタブレット所有率」をみると、次のようになります。
引用元:主な情報通信機器の普及状況(世帯)http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h29/html/nc262110.html
2012年に15%程度だったタブレット所有率は、2016年には2倍以上の34%まで拡大。
スマホの普及率に比べるとまだまだですが、数年でタブレットユーザーの増加が分かります。
これを前提に、3人のユーザーにどんなブログネタがあるか考えてみましょう。
考えるポイントは、最初にお伝えした通り「どんなことに困っているか」を考えること。
ユーザーが困っていて解決したいときに検索する言葉、それが検索キーワードになります。
タブレットをはじめようとする人・未経験の人
これから始める人は困っていることが多そうですよね。
・どんなタブレットがあるのか
・タブレットの性能を決めるのは何か
・いくらぐらいの価格帯が平均なのか
・スマホではなくタブレットを持つ意味は何か
などがブログネタになりそうです。
タブレットを使いはじめた人・経験しはじめた人
この人たちは、すでにタブレットを購入した人たち。
例えばipadを買った人は、androidタブレットについて検索することは少ないですよね。
・iPad 使い方
・iPad アプリ おすすめ
「iPad ○○」のように製品名と一緒に検索することが多いんです。
知らないことも多く、検索するユーザーも多いのが特徴。
あなたが上級者であれば、「前に調べたこと」がブログネタになりやすいですね。
タブレットを使いこなしている人・経験を深めたい人
この層の人たちは、ある程度使いこなして経験を積んでいる人たちです。
ニーズとしては、「より便利に・快適にしたい」というものが多い。
・iPad 2018 2017 比較
・androidタブレット iPad 比較
など、買い替えニーズがある層でもあります。
基本的な使い方などよりも、細かい性能の違いや新製品の機能について知りたい層です。
どうでしょう?イメージはつきましたか?
もちろん、タブレットに限らずあらゆる事柄に当てはまります。
・英会話
・ダイエット
・習慣化
・旅行
・料理
・健康、美容
・転職
・商品購入
などなど。
最近思いついたブログネタを
- はじめようとする人・未経験の人
- 使いはじめた人・経験しはじめた人
- 使いこなしている人・経験を深めたい人
どうですか?当てはめた以外の項目でも、ブログネタを思いつきませんか?
分からない項目でも、調べてみれば良いんです。それがブログネタになります。
ブログネタを作る考え方その2:製品やサービスを使う層は5つに分かれる
マーケティング理論のひとつに「イノベーター理論」というのものがあります。
これは、新しい製品やサービスを使うが発売されたときに購入する人を分類したもの。
- イノベーター(新しいもの好き)
- アーリーアダプター(流行に敏感)
- アーリーマジョリティ(平均より早いけど慎重)
- レイトマジョリティ(みんなが買ってから買う)
- ラガード(大多数の人が買っている)
この5パターンです。
それぞれの層が気にすることは違いますから、彼らに向けた内容の記事にすることで、最大5パターンの記事を書けます。
イノベーター(新しいもの好き)
イノベーターは「最新技術」が大好き。
誰よりも先に手に入れて使うことが優先で、「壊れやすくないか」「保証はどうか」などはあまり気にしないタイプ
アーリーアダプター(流行に敏感)
アーリーアダプターは「人に流されることなく自分で決める人」。
なので、
・今まで使っていたモノよりどれくらいメリットがあるか
・性能はどれくらいアップしたか
などを気にします。
アーリーマジョリティ(平均より早いけど慎重)
この層の人たちは、「流行に敏感な人たちが使っている・買っている」ことが大事なポイント。
・今話題の〇〇
・〇〇さんも使用!
といったキャッチコピーが刺さりやすい層です。
レイトマジョリティ(みんなが買ってから買う)
レイトマジョリティが大事にするのは、「みんなが使っていること」。
周りが使い始めて安心感を得てから、使い始める人たちです。
・使っている人の評価が高いこと
・実績があること
を重視します。
ラガード(大多数の人が買っている)
一番最後に買う人たちのこと。
世の中のほとんどの人が採用してからじゃないと購入しない層です。
新しいことよりも、安心して使えることを重視します。
ユーザーレベル・イノベーター理論を合わせてターゲットを決める
初心者・中級者・上級者の中にも、
・新しいものが好き
・自分で決める人
・人にならう人
・慎重な人
がいますよね。
記事を作るときのターゲット作りは、ユーザーレベル・イノベーター理論の層を意識すると書く文章が明確になりますよ!
まとめ
ブログネタを増やす方法として、
・初心者、中級者、上級者向けに書く
・製品やサービスを使う層向けに書く
という方法をお伝えしました。
少しでも、あなたのブログネタのお役に立てればうれしいです!