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子供が話を聞いてくれない!と悩んだ時に使いたい3つのコーチングスキル

子供が話を聞いてくれない!と悩んだ時に使いたい3つのコーチングスキル

子供が親の言うことを聞いてくれない!
アレしろコレしろ!と命令言っていれば、聞いてくれる。

でも、命令ばかりだと自分で考えられない子に育ちそう・・・。
一体どうしたらイイの?

という疑問に答えます!

子育てしていると、

ノザワ
いうこと聞いてくれない・・・

と思うこと、ありますよね。

うちの子供も、年少になったあたりから自己主張が強くなり、素直に聞いてくれないことが増えました。

どうしたものか・・と悩んだ時に知ったのが、「子育てコーチングの教科書」という本。

コーチングとは、「相手の自発的な行動を促すコミュニケーションスキル」のこと。

子育てコーチングの教科書」に書かれている方法を実践したところ、子供自身が折り合いをつけてくれることが増えました。

この記事では本の中から、すぐに実践できる3つのコーチングのコツ

  1. 聞く
  2. みる
  3. ペースを合わせる

について、紹介します。

子供が聞いてくれないときのコツ1「相手の話を聞く」

突然ですが、あなたは自分の子供にどんな大人になって欲しいと思いますか?

  • 優しい子になって欲しい
  • 勉強できる子になって欲しい

など、正解はなく、人によってそれぞれだと思います。

ただ多くの親は、「人の指示に従うだけでなく、自分で考えて行動できる人になって欲しい」と思うんじゃないでしょうか?

でも、具体的にどうしていけばイイか分からない。
自主性ばかりを重視すると放任になりそう。
かと言って、何から何まで管理したら自立した子供になれないかも。

…悩みますよね。

自分で考えて行動できる人になるためには、まずは子供自身が

「親に受け入れられている」

という感覚を持てることが重要。

僕ら大人だってそう。
パートナーや上司に「認めてもらっている」と感じると、うれしいですよね?

親としては、

ノザワ
何か困っていることがあれば、解決してあげたい

と「課題解決」をしたくなります。
でも、子供は「何かして欲しい」とは、言ってないんですよね。

パパママに言えば、なんとかしてくれる。と考えて、言っている場合もあると思います。

ですが、先回りしすぎてしまうと結果的に
「そういうことじゃないのになぁ・・・」

と、子供が感じるかもしれません。

子育てコーチングの教科書」に、こんなエピソードがありました。

ある朝、目覚めるなり「のどがいたいよー」と訴えてきました。
「きっと口を開けて寝たんじゃないのかな?」と声をかけました。
娘は途端に顔を歪め、「くちなんかあけてない!」と怒鳴るとふとんに顔を埋めて号泣し始めたのです。
出典「子育てコーチングの教科書

ヨメちゃん
似たようなことあるよね・・・。

大人は、相手が何か困ったことがあると訴えてきたら、すぐに解決方法や原因を探ろうとします。
そのほうが論理的だし効率的だからです。

でも、子どもはきっと、解決したいと思うことの方が少ないんじゃないかなと思います。

「聞くという行為は、「最初から最後まで聞く。そして「相手の言わんとしていることをその通りに理解しようとする」そして、「それだけで完了する」行為なのだと感じました。」
「そのとおりに理解する」には、自分のやっていることをやめて、自分の予測を脇に置いて、自分の価値判断はいったん手放して、そのことに耳を開くことをしなければなりません。
出典「子育てコーチングの教科書

子どもが親に求めているのは、きっとこういうことかもしれませんね。

子供が聞いてくれないときのコツ2「相手をよくみる」

子育てをしていると、どうしても人と比較してしまいがちになりませんか?

  • 兄弟、姉妹
  • 親自身の子供の頃
  • 同級生

そんなときに見ているのは子供じゃなくて、比較する対象の人なんですよね。
誰かと比べて、子供はどうか?という視点です。

ヨメちゃん
たしかに・・自分の子供を見ているようで見ていないよね。

「できていないこと」に目を向けると、子供本人ではなく他人との比較になってしまいます。

この視点をずっと持ち続けてしまうと、子供の頃だけでなく、

  • 卒乳
  • オムツ外れ
  • ひらがなカタカナ漢字の書き取り
  • テスト
  • 進学就職

ずっと続いていきます。
自分の親から言われ続けたら、辛いですよね。

ところが、「できたこと・できるようになったこと」に目を向けると、自然と子供本人を見るようになります。

「前はココまでだったけど、今回はココまで出来るようになったね」

「できるようになったこと」はつまり、子供自身の実績との比較。
他人との比較を持ち込むことが不自然なくらいです。

相手をみるには、「できたこと・できるようになったこと」をみる。

子供を誰かと比較したくなったら、ググッとガマン。
スマホにある子供の写真をみてみるとイイかもしれません。

「あの頃はコレができなかったよなぁ。。でも今はできてるよね」

っていう気持ちに、きっとなれると思いませんか?

子供が聞いてくれないときのコツ3「相手とペースを合わせる」

自己主張が強くなってくると、やりたい!やりたくない!などの主張や言い訳をするようになりますよね。

例えば、

  • 家族でゴハンを食べる時間になっても遊びたい
  • 保育園に行く時間になっても遊びたい
  • 出かける時間になっても着替えない

などなど・・。
どうするべきか迷いませんか?

ヨメちゃん
やるべきことを優先して無理やり終わらせると泣き叫ぶ。
かといって、やらせているとやるべきことができない・・。

こんなとき、オススメなコーチングが「ペーシング」。

ペーシングとは、
「相手のいうことや気持ちを受け止める。相手の気持ちをそのまま受け止める」スキルのことです。

こんなことツイートしたところ、多くのパパママから共感といいねをもらいました。

もちろん、1回受け止めただけでは収まらない時もあります。
そんな時は、子供がいうことをそのまま同じ温度で繰り返してあげる。

先日、こんなことがありました。

妻が朝の支度をしている間、子供はレゴで遊んでいました。
出かける準備が終わり、いざ出発しようとすると

「まだ遊びたい!!!」
と駄々をこねます。

でも、今出かけないと、出勤時間に間に合わなくなる。
「保育園いく時間だよ」
「やだ!まだ行かない!」
の押し問答です。

そこで、ペーシングを使ってみました。

「まだ遊びたいよ」
「そうだよねぇ、遊びたいよねぇ」
「レゴ楽しいから遊びたいよ」
「そうだよね、楽しいよねぇ」

何度か繰り返していると、突然、

「保育園いく」

とアッサリ。

ノザワ
こちらがビックリするくらいの効果でした・・!

きっと子供も、やるべきことや日々のルーティンを少しずつ理解しているんですよね。

子供が聞いてくれない!と悩んだ時のまとめ

子育てコーチングの教科書」では、

・子供を受け止めるスキル
・子供に働きかけるスキル
・視点を増やすスキル
・自分の内側に力強さが生まれるスキル

として著者の子育て経験を交え、いくつかのコーチングスキルが紹介されています。

この記事では「子供を受け止めるスキル」、

  1. 聞く
  2. みる
  3. ペースを合わせる

を紹介しました。

「相手から受け入れられているなぁ」

そんな風に感じられたら、うれしくなりますよね。
子供も同じ。

子供が親に受け入れられているという感覚を持てるようになれば、子供が話を聞いてくれる回数も少しずつ増えていくかもしれません。

「一生懸命子育てしているのに、うまくいかないことばかり・・」
そんな風に悩むことがあれば、あなたの日々の子育てにも「コーチング」を取り入れてみませんか?

以上、「子供が話を聞いてくれない!と悩んだ時に使いたい3つのコーチングスキル」という記事でした。
ではでは。