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夫婦で法人設立。代表は夫・妻どっちにする?

夫婦で法人設立。代表は夫と妻どっちにする?

https://tsukuru-blog.com/wp-content/uploads/2019/01/icon-komata.pngヨメちゃん

複業が軌道にのって、法人化をしようと思っています。
代表は夫と妻、どちらにしたら良いかな?

という疑問に答えます。

結論からいうと、僕のオススメは「共同代表

夫も妻も代表になる、ということ。
わが家も、夫と妻の共同代表にしていますよ。

  • 共同代表にするメリット・デメリット
  • なぜ共同代表にしたか?
  • 共同代表の失敗談

を解説します。

共同代表にするメリット

メリットまとめ
  • 議決内容の決定権が、両方にある
  • 1人代表よりも、銀行評価が増える
  • 女性起業家としても、金融機関支援を受けられる
  • 経費を振り分けて、節税できる

議決内容の決定権が、両方にある

代表それぞれに決定権があるため、話し合って決めることができます。

もちろん、代表権がなくても夫婦で行う事業なら話し合いは必要です。
ですが、「ビジネスパートナー同士、お互い対等である」という体制は大切ですよね。

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夫婦でリソースを出す事業なら、なおさら!

1人代表よりも、銀行評価が増える

銀行融資を受ける場合、個人の属性(クレジットヒストリー、個人貯蓄、勤務先など)が融資評価に影響することがあります。

代表が2人いるということは、活用できる個人属性も2倍に。

単純に考えても活用できる資本が増えるため、融資を受けられる可能性も高くなる、というメリットがあります!

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パートナーの個人属性が高いなら、メリット大きいね

女性起業家としても、金融機関支援を受けられる

女性起業家を応援しようという制度や施策が、金融機関・都道府県・市区町村で行われています。例えば、利子補給・融資上限拡充など。

夫代表の場合は受けられませんが、共同代表であれば可能。

例えば、日本政策金融公庫では「女性、若者/シニア起業家支援資金」という制度があります。

女性または35歳未満か55歳以上の方であって、 新たに事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方

融資限度額 7,200万円(うち運転資金4,800万円)

利率(年)特別利率A

https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/02_zyoseikigyouka_m.html

また、東京都では「女性・若者・シニア創業サポート事業」という支援制度もあります。

融資限度額1,500万円以内
固定金利1%以内、無担保、返済期間10年以内、据置期間3年以内
保証人(法人は代表者個人または不要、個人事業主は不要)

https://www.tokyo-sogyo-net.jp/finance/support.html

東京都だけでなく、お住まいの自治体・都道府県で調べてみると、いろいろな支援がみつかるはずです。

代表それぞれに経費を振り分けて、節税できる

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これはどういうこと?

例えば、20万利益がでたときに節税対策をするとします。
1人代表だと、経費化できるのは当然1人分。

ですが、共同代表なら、経費をもう1人分増やせるため、より節税が可能、ということです。

共同代表にするデメリット

メリットまとめ
  • 書類やハンコの管理が増える
  • 融資を受ける際、夫婦ともに連帯保証人になる

書類やハンコの管理が増える

代表が2人ということは、印鑑、印鑑カードも2つになります。

となると、「この契約はどっちだっけ?」となり、管理の手間が増えます。

ただ、印鑑登録はひとつにつき1人しかできないため、間違えることはないでしょう。

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もうハンコやめて、電子署名で全部オンラインにしてほしい

融資を受ける際、夫婦ともに連帯保証人になる

法人で銀行に融資を申し込むと、多くの場合「代表者が連帯保証人」になります。
代表者が2名いる場合は、2名分の連帯保証人を求められることも。

共同代表の大きなデメリットかもしれません。

「万が一、資金繰りが悪化して倒産したときでも、影響が自分だけになるようにしておきたい」

という意図で、代表者を自分だけにしている人もいます。

https://tsukuru-blog.com/wp-content/uploads/2019/01/icon-normal.pngヨメちゃん

住宅ローンは妻名義、法人は夫にして、資産を守る。ということね。

なぜ共同代表にしたの?

副業バレ防止に妻を代表にする、という方法があるみたいだけど

副業バレを防ぐために、法人を立てて妻を社長にする、という手法があります。

この本では、妻を社長(代表)にすることをオススメされていますが、僕はこの方法を選びませんでした。

なぜかというと、デメリットのほうが大きいと感じたためです。

法人の実質的支配者、要するに「実務担当は夫」という場合に妻を代表にすると、

  • 融資を受けるときに代表同席が必要
  • 申請書類等を妻に書いてもらう手間がかかる
  • 業務理解が必要
  • 代表を変えたくなったら、費用が発生する
  • 妻が主婦やパートの場合、個人属性評価が厳しくなることも

という手間・デメリットが発生します。

もっと具体的に言うと、小さな子供がいて融資面談が必要になったとしたら、子供を預けないといけません。

https://tsukuru-blog.com/wp-content/uploads/2019/01/icon-komata.pngヨメちゃん

銀行担当さんと、シッターさんと、夫と、日程調整して…めんどくさ!!

であれば、自分が代表になるほうがスムーズにすすめられる。と感じたため、妻を代表にしませんでした。

・小さな子供がいる
・夫婦ともに会社勤め

という家庭であれば尚更、妻を代表にするメリットはあまりない。と思います。

一方で、共同代表にしたことの失敗談もあります。
あなたが同じ失敗をしなくてもすむよう、お伝えしておきますね!

共同代表の失敗談

1.法人設立時に法人印鑑登録を忘れて、とりあえず妻の名義で法人印鑑登録。

コトのはじまりは、法人設立時。
当初は、僕だけの1人代表でした。

状況が変わり、妻も代表を務めることになり、法務局で定款変更申請にいってもらったんです。

が、ここで

法人設立時に僕自身の印鑑登録をしていなかった

と発覚。

https://tsukuru-blog.com/wp-content/uploads/2019/01/icon-komata.pngヨメちゃん

ポンコツ・・・

これが失敗でした。

その後、融資を受ける際に

僕の名前で融資申込書を書く→
法人印鑑証明を出す→
申込者と印鑑証明の代表者が違うと指摘→
差し戻し

という事態が発生・・・。

書類を直せば済む話なんですが、銀行さんにも手間をかけてしまいました。

https://tsukuru-blog.com/wp-content/uploads/2019/07/icon-nozawa1.pngノザワ

法人設立時に印鑑登録を行えば、こんなことにはなりません。。

法人設立時は、印鑑登録を忘れずに!

ちなみに法人印鑑は、Amazonで「銀行印」「代表印」「角印」3点セット3,000円くらいで作れます。

共同代表にする場合は、もうひとつ代表印を買っておけばokですね。

印鑑ケースも忘れずに。

2.あとから妻を代表追加したため、費用がかかった

法人設立後に妻も代表になりました。
役員追加にあわせて定款変更をしたため、

・役員追加 1万円
・定款変更 3万円

合計4万円かかりました。

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ちょっと修正しただけで、4万…

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これは失敗だったね…

法人設立時に定款に記載して代表にしておけば、追加費用かかりません。
代表であっても無報酬であれば、役員に対する費用はかかりません。

※今回の記事の一部内容については、必ず税理士にご確認お願いをします。
個人体験に基づくものであり、効果等を保障するものではありません。


お役にたてましたでしょうか?
もしあなたが、これから夫婦で法人設立をしようとしているなら、

「夫婦で共同代表」をオススメします。

ではでは。
野沢 謙介(@thundergirl6063)でした。