Kindleのしおり・ブックマーク機能を使いこなそう!初心者でも分かる完全ガイド

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電子書籍を読んでいて「あの重要なページ、どこだったっけ?」と迷子になった経験はありませんか?

Kindleには、そんな悩みを解決してくれる便利な「しおり」機能が備わっています。でも、意外と使いこなせていない方が多いのも事実。

実は、Kindleのしおり機能は単なる「読書位置の記録」ではなく、もっと戦略的に活用できる優れたツールなんです。

この記事では、Kindleのしおり・ブックマーク機能の基本的な使い方から、読書効率を格段に上げる活用テクニックまで、分かりやすく解説していきます。

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Kindleのしおり・ブックマーク機能って何?基本を理解しよう

自動保存される読書位置とは別もの

実は、Kindleのしおり機能は「読書位置の自動保存」とは全く別のものです。

Kindleは自動的に前回読んだページを記憶してくれるので、実際のところ「どこまで読んだか」を覚えておくためのしおりは必要ありません。

では、Kindleのしおり機能は何のためにあるのでしょうか?

答えは「後で見返したい重要なページに印をつける」ためです。

資格勉強で参考書の重要なページにふせんを貼ったり、小説の印象的なシーンにしおりを挟んだりするのと同じ感覚で使えます。

しおりとブックマークの違い

Kindleでは「しおり」と「ブックマーク」という言葉が混在して使われることがありますが、基本的に同じ機能を指しています。

  • しおり(ブックマーク):そのページ全体にマークする機能
  • ハイライト:特定の文章にマーカーを引く機能

この違いを理解しておくと、より効果的に活用できるようになります。

デバイス別しおりの付け方・使い方

Kindle端末での操作方法

しおりを付ける手順:

  1. しおりを付けたいページを表示
  2. 画面右上隅をタップ
  3. 表示された白いしおりマークの「+」アイコンをタップ
  4. しおりマークが黒色に変わったら完了

しおりを削除する手順:

  1. しおりが付いているページでしおりマークをタップ
  2. 「×」アイコンをタップして削除

しおり一覧を確認:

  1. 画面右上隅をタップ
  2. しおりを付けたページの一覧が表示される
  3. 移動したいページの位置番号をタップ

スマホ・タブレットアプリでの操作方法

iPhoneやAndroidアプリの場合:

しおりを付ける方法(2つの方法があります):

方法1: 画面右上をタップ 方法2: 画面上部をタップしてツールバーを表示→「Aa」の横にあるしおりマークをタップ

しおり一覧の確認:

  1. 画面中央をタップしてメニューを表示
  2. 「マイノート」アイコン(紙のマーク)をタップ
  3. しおりを付けたページの一覧が表示される
  4. 移動したいページをタップ

PC版Kindleでの操作

PC版でも基本的な操作は同じですが、マウス操作になります:

  1. ツールバーの「ブックマーク」ボタンをクリック
  2. または「Ctrl + D」のショートカットキーでも可能
  3. 一覧表示は「移動」メニューから確認

しおりを効果的に活用する方法

目的別にしおりを使い分ける

しおり機能を最大限活用するには、目的を明確にして使い分けることが大切です。

学習・資格勉強での活用例:

  • 重要な定義や公式のページ
  • 練習問題の解答・解説ページ
  • 間違えやすいポイントをまとめたページ

ビジネス書での活用例:

  • 実践したいノウハウが書かれたページ
  • 印象に残った事例やエピソード
  • 後で同僚にシェアしたい内容

小説での活用例:

  • 心に響いた名言・名シーン
  • 物語の重要な転換点
  • 登場人物の関係図が分かるページ

複数の本を並行読みする時の管理術

複数の本を同時に読んでいる場合、しおり機能が特に威力を発揮します。

おすすめの管理方法:

  1. 学習書:理解が難しかった箇所にしおり
  2. 実用書:すぐに実践したい内容にしおり
  3. 娯楽書:お気に入りのシーンにしおり

こうして使い分けることで、読書の目的に応じて効率よく復習できるようになります。

ハイライト・メモ機能との使い分け

それぞれの特徴を理解しよう

Kindleには、しおり以外にも「ハイライト」と「メモ」という便利な機能があります。

機能の使い分け一覧:

機能対象主な用途
しおりページ全体重要なページの印付け
ハイライト特定の文章重要な文章のマーキング
メモ任意の箇所自分の考えや感想の記録

組み合わせて使うとさらに便利

これらの機能を組み合わせることで、より高度な読書管理が可能になります。

効果的な組み合わせ例:

  1. 重要なページにしおりを付ける
  2. そのページ内の核心部分にハイライトを引く
  3. 自分なりの解釈や疑問をメモとして記録

この3段階で情報を整理すると、後で見返した時に内容をスムーズに思い出せます。

しおりが同期されない時の対処法

よくある同期トラブルと解決策

複数のデバイスでKindleを使っていると、しおりが同期されないことがあります。

主な原因と対処法:

1. インターネット接続の問題

  • Wi-Fi接続を確認
  • 一度接続を切って再接続

2. 同期設定がオフになっている

  • 設定画面で同期がオンになっているか確認
  • オフになっていればオンに変更

3. アカウントの違い

  • 複数のAmazonアカウントを持っている場合は要注意
  • 正しいアカウントでログインしているか確認

4. 一時的な同期遅延

  • データの送受信に時間がかかっている場合
  • 少し時間を置いてから再度確認

手動同期の方法

自動同期がうまくいかない場合は、手動で同期を実行してみましょう。

Kindle端末の場合:

  1. ホーム画面で下にスワイプ
  2. 「同期」を選択
  3. 同期完了まで待機

アプリの場合:

  1. 設定メニューを開く
  2. 「同期」オプションを選択
  3. 同期処理の完了を確認

読書効率を上げるしおり活用術

ブラウザ版「メモとハイライト」の活用

Kindleには「メモとハイライト」という便利機能もあります。

アクセス方法:

  1. ブラウザで「https://read.amazon.co.jp/notebook」にアクセス
  2. Amazonアカウントでログイン
  3. しおりやハイライトを付けた本の一覧が表示

この機能の素晴らしい点:

  • 複数の本のしおり・ハイライトを一括管理
  • 本を開かなくても重要箇所を確認可能
  • 返却済みのKindle Unlimited本の内容も確認可能
  • テキストのコピーペーストが可能

読書ノート作成への活用

しおり機能を使って、効率的に読書ノートを作成できます。

おすすめの手順:

  1. 読書中に重要なページにしおりを付ける
  2. ブラウザ版でしおり一覧を確認
  3. 重要なポイントをコピーしてノートに貼り付け
  4. 自分なりの解釈や感想を追記

この方法なら、手入力の手間を大幅に減らしながら、質の高い読書ノートが作成できます。

学習効率を最大化するテクニック

復習のタイミングを最適化:

  1. 即座復習:読書直後にしおりページを見返す
  2. 1週間後復習:記憶が薄れかけた頃に再確認
  3. 1ヶ月後復習:長期記憶に定着させるための最終確認

このサイクルでしおりを活用すると、読書内容の定着率が格段に向上します。

まとめ:しおり機能で読書体験を格上げしよう

Kindleのしおり・ブックマーク機能は、単なる「ページ記録」以上の価値を持つ強力なツールです。

今日から実践できるポイント:

✅ しおりの目的を明確にする(学習用、実践用、娯楽用など) ✅ ハイライト・メモ機能と組み合わせて使う ✅ ブラウザ版「メモとハイライト」で一括管理 ✅ 定期的な復習サイクルを作る ✅ 同期トラブル時の対処法を覚えておく

これらのテクニックを活用すれば、読書効率が大幅にアップし、本から得た知識をより確実に自分のものにできるはずです。

「読みっぱなし」の読書から「活用する」読書へ。 Kindleのしおり機能を味方につけて、より充実した読書ライフを楽しんでくださいね。

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著者について
daisuke
daisuke
Kindle活用アドバイザー
Kindle歴10年以上のヘビーユーザー 「Kindleをもっと身近に、読書をもっと楽しく」をモットーに情報発信中。初心者の方が「あ、これなら私にもできそう!」と思えるよう、専門用語は使わず、実際の画面キャプチャと共に分かりやすく解説することを心がけています
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