子供にYoutubeを見せるくらいなら、ゲームで学べるアプリで遊ばせたい。
小学校に入る前くらいの子供には、どんな数字・算数アプリがオススメ?
という疑問に答えます!
うちの娘(3歳)も、少しずつ数字に興味が出てきました。
1から10まで数えられるようになり、11-20も覚えつつあります。
ただし、
- 自分で数字を書く
- 足し算引き算の概念
は、まだ分からない・できない様子・・。
そこで、「数字の書き取り」や「足し算引き算」が学べるアプリを探してみました。
今回、試してみたのは、次のアプリ3つ。
- 算数忍者~足し算引き算~
- かずあそび
- 分数マンモス
有料コンテンツも課金してみたので、無料・有料部分合わせてレビューします!
小学校入学前後の子供向け数字・算数アプリ
- 無料で遊べること
- 課金すると遊べること
- 良いと思った点
- 改善してほしいと思った点
もくじ
算数忍者~足し算引き算~
ゲームの概要
忍者になって、算数の問題を解いて敵忍者を倒していくストーリー。
決められた問題数に正解するとステージクリア!
ステージをクリアするとカードがもらえて、コレクションすることができます。
無料で遊べること
- 1ケタの足し算6ステージ
- 1ケタの引き算1ステージ
合計7ステージを無料で遊べます。
有料で遊べること
アプリで遊べるステージは、全30ステージ。
有料コンテンツ360円を購入すると、無料を除いた23ステージが遊べるようになります。
ステージが進むと、2ケタの計算も増えてきます。
少しずつレベルアップしていけてイイね!
良いと思った点
- 間違えた場合、「おにぎり」で数えることができる
- ステージが進むにつれて、少しずつ問題数が増える
「1+1は計算できないけど、モノを1つ2つと数えることができる。」
という子に親切な設計。
くりかえしゲームをしていくうちに、
「たし算とは、あわせたらいくつなのか」
ということが、すこしずつ学んでいけます。
改善してほしいと思った点
- やや単調に感じて飽きやすい
- 最初のステージ(1ケタの足し算)では、時間制限をなくしてほしい
淡々と、
問題を解く→クリア→カードがもらえる→次のステージへ
を繰り返していくため、慣れてくると少し単調に感じてしまうかもしれません。
あとは、「最初のステージ」では時間制限をなくして欲しかったですね。
全てのステージで時間制限があるため、ゆっくり考えることができません。
実際のモノを使って教えながら計算していると、時間制限がきてしまい不正解となってしまいます。
たしかに・・・。
時間制限あり・なしを切り替えられると、良いかも。
ただし、「制限の中で量をこなす」ということも大事!
この点では、優れたアプリですね。
- 子どもが忍者好き
- コレクションするのが好き
- とにかく計算の量をやらせたい
かずあそび
ゲームの概要
キャラクターと一緒に「数字の数え方・書き方・順番」が学べるアプリ。
無料で遊べること
- 動物や花などを数えて当てる「これいくつ」
- かずを数えて数字を当てる「かずでバランス」
- かずの順番を当てる「かずのじゅんばん」
- かずの書き方を学ぶ「まほうのなぞりがき」
数字に関する4つの概念を学ぶことができます。
有料で遊べること
- 動物をタッチして数える「タッチでかぞえて」
- 「かずのタワー」
- 足し算の概念「くっつけて」
- 「まとあてクイズ」
480円で上記の4つが遊べるようになります。
良いと思った点
- ものを数える
- ものの数を数字化
- かずの並び
- 数字の書き方
といった、数字に関する概念を1つのアプリで4つ学べる点は、すごく良いと感じました。
娘自身も、ひとつ飽きたら次のゲームで遊ぶ。ということをやっていました
もうひとつ、良いと思った点。
ゲームによっては、難易度調整が可能。
ながーく遊ぶことができますね。
キャラクターが「このゲームでは何をするのか?」を音声で教えてくれるのもイイよね。
人の指示が理解できる3歳くらいから遊べそう。
黙々と集中してやってたよね!
改善してほしいと思った点
「かずでバランス」でタッチして選択するのではなく、スライドさせて選択する。という風に改善してほしいですね。
例えば、この場合
子供が数えようとリンゴをタッチすると、選択されてしまいます。
無料・有料のバランスは良いのに、この点だけ惜しいなぁ。と感じました。
- 数字をおぼえ始めている
- 1~10の数字を読めるが、数えるのが苦手
分数マンモス
ゲームの概要
マンモスの行く手を溶岩のブロック(または氷のブロック)がふさいでいます。
溶岩のブロック(または氷のブロック)を氷のブロック(または溶岩のブロック)をぶつけて、マンモスを進ませてあげるゲーム。
分数マンモスは、その名の通り「分数の概念」を学べます。
分数なんて早すぎない!?
分数を勉強するなら早いかもしれないけど、「分数の概念」を感覚で覚えられるから良いよ♪
また、
「ある形を切ると、長方形や三角形になる」
といった図形概念も学べます。
分数とは何か?ということが分からなくても、図形遊びとして遊べますよ。
無料で遊べること
無料でできることはありません。
アプリダウンロード時に、買い切りで480円かかります。
ただし、480円で
- 分割
- 記号
- 分数の各部分
- 比
- 問題解決
- 足し算
という6つステージ、約140問の問題にチャレンジすることができます。
良いと思った点
1番良いなと思ったのは、最初は感覚遊びから始まる点。
初めから1/2や1/3といった数字は出てきません。
小さいブロックでは、大きいブロックを完全に消せない。
つまり、1/3と1/2を足しても1にはなり得ない、ということを感覚的に伝えているわけですね。
なるほど!
「勉強っぽさ」をなくして、すこしずつ進められるのは良いね。
改善してほしいと思った点
買い切りで購入しないと遊べないのがネック。
せめて、ゲームの基本ルールを学ぶ部分だけでも無料で遊べたら良いのでは?と思いました。
「分数」として考えると、小学校前の子供には早いと感じるかもしれません。
でも、感覚として「分ける」を事前学習するには、最適なアプリです!
3つの中からオススメをひとつ選ぶなら?
今回比較したアプリから
「すうじアプリで、子供を数字に慣れさせたい!」
という人向けにひとつだけ選ぶなら、
かずあそび
をオススメします。
- 数字を書く・数字を数えるがバランス良く学べる
- 「順番に選んでね」「次はどれ?」など、そのゲームでやることを音声で教えてくれる
ある程度、人の言葉や指示を理解し始める3歳くらいから遊べると思います。
うちの娘も3歳ちょっと過ぎた頃から遊び始めました。
僕がアプリ学習で気をつけていること
世の中には、たくさんの育児・教育に関する情報がありますよね。
中には、
「小学校入学前にひらがなが書けるべき」
「足し算ができるべき」
など、根拠があるんだかないんだか分からないような「べきべき論」を見かけます。
たしかに、できないよりできたほうが良いかもしれません。
ですが、大事なのは「何ができるか」よりも、
「できた!」
を増やしてあげて、
「自分はできる!」
という自己肯定感を増やしてあげることが、大事だと思っています。
とはいえ、カンタン過ぎるのも困りもの。
なので、
- 難なくできるアプリ
- できた、できないを繰り返すアプリ
をバランスよく混ぜ合わせて、親が導いてあげることを大切にしています。
有料コンテンツは課金すべき?しなくてもいい?
「課金することに抵抗があるなぁ・・。」
と考える方もいるかと思います。
わかります。
たしかに、「カタチないもの」にお金を払うとなると、違和感を覚える方もいますよね。
僕自身は、積み木や絵本などカタチあるものを買うのと同じ。と、思っています。
デジタルであっても「子供の教育への投資」には、変わりないですからね。
お子さんが集中して取り組んでいるようであれば、追加コンテンツを買っても良いかもしれませんね。
まとめ
4・5・6歳向けの「数字・算数アプリ」として、
- 算数忍者〜たし算ひき算〜
- かずあそび
- 分数マンモス
以上の3つを紹介しました。
どのアプリも遊びを通して、学習ができる良いアプリです。
よければ、お子さんに遊ばせてみてくださいね。
以上、「4・5・6歳向けの「数字・算数アプリ」3つを1,320円分課金して比較してみた」という記事をお送りしました。