うちの子は親を困らせる行動をしてばかりで悩んでいます。
そのたびに怒鳴ったり、罰を与えてやめさせようとしているけど、一向にやめる気配がありません。
どうしたら良いんでしょうか?
という、疑問に答えます!
困らせる行動やめさせたくて、ついつい感情的に叱ってしまい、
「なんであんな言い方をしてしまったんだろう。」
「この対応の仕方は、正しかったんだろうか?」
と、あとではげしく後悔する・・。
子育てをしているとありますよね。
そんな悩みを持つ人にオススメなのが、育児本「マンガでよくわかるアドラー流子育て」。
例えば、こんな経験ありませんか?
・妹が遊んでいたおもちゃを奪い取った
・寝る時間なのに遊び続けている
・公共の場所で騒いでいる
などなど、幼児期〜小学生のお子さんを持つ方なら、誰しも経験したことあるんじゃないでしょうか。
「マンガでよくわかるアドラー流子育て」には、アドラー心理学に基づいたコミュニケーションの方法が、分かりやすく解説されています。
本の中から、
- 子供が不適切な行動をするケース
- 罰を与えると招いてしまう5つの弊害
の2点に絞って紹介しますね。
以前は、僕も感情的に怒ってしまうことがたびたびありました。
ですが、「マンガでよくわかるアドラー流子育て」を読んだことで、
「子供が何か好ましくないこと」
をしてしまった時でも、感情的に叱ってしまうことがグッと減りました。
もし、あなたが僕と同じように
と思っているなら、「マンガでよくわかるアドラー流子育て」で、子供と良い関係を築いていけるヒントが見つかりますよ♪
もくじ
大人がして欲しくない行動を、子供がしてしまうのはなぜ?
子供が3歳くらいになると、大人の常識からみて
という言動が目立つようになりませんか?
・静かにして欲しい場所で騒ぐ
・スーパーでお菓子を買って欲しいと駄々をこねる
・宿題など「やったほうがいいこと・やるべきこと」をやらない
などなど、思い返すといくらでも出てきそうですよね。
そもそもなぜ、子供は大人がして欲しくない行動をするんでしょうか?
「マンガでよくわかるアドラー流子育て」では、子供が大人がして欲しくない行動をする理由を、次の4つに分類しています。
- その行動が不適切だと分かっていない
- 不適切だと分かっているけど、どうすれば適切か知らない
- 適切な行動をしても自分が望んだ結果は得られないと思っている
- 不適切な行動をして、満足な結果を得ている
大人がして欲しくない行動を子供がした場合でも感情的に叱らないためには、4つのどのケースに当てはまるのかを考えてみると、「親が言うべきこと・すべきこと」が明確になります。
4つの分類から2つ、事例を出して解説してみます。
その行動が不適切だと分かっていない
例えば、子供が電車に乗っているときに騒いでいたとします。
「電車では静かにしていた方がいい」ということを教えていない場合、
「どの場所なら大きな声を出しても良くて、どこならダメなのか」
が分かっていない状態です。
こんな時に「静かにしないさい!!」
と、感情的に叱っても子供からしてみたら、
「なぜ公園だと良くて、電車はダメなんだろう?」
と思いますよね。
「その行動が不適切だと分かっていない」場合は、親が教えてあげる必要があります。
例えば、
というのは、どうでしょうか?
感情的に伝えるより、伝わるような気がしますよね!
不適切だと分かっているけど、どうすれば適切か知らない
例えば、保育園や小学校から帰ってきて、カバンをソファや床に置いたままにして遊び始めた、とします。
こんな時、あなたならどんな反応をしますか?
自分が小学生のとき、親から言われたことがある人は多いんじゃないかなと思います。
でも、「片付ける」ってどういう状態でしょう?
・どこにどういう風におけばいいのか
・そもそも、どうして片付けないといけないのか
ちょっと想像してみてください。
上司から「この書類、片付けておいて」と言われたとします。
片付けるって、どういう風に片付けるんでしょう?
・いつか使うときのために保管しておく?どこに?
・紙は捨ててPDF化しておく?
・紙ごと捨ててもいい?
・そろえておけばいいだけ?
ひと言で「片付ける」と言っても、いろいろありますよね。
まさに、「不適切だけど、どうすれば適切か知らない」という状態です。
子供を観察してみて、「不適切だけど、どうすれば適切か知らない」という状態であれば、
と、伝えれば「適切な状態」が伝わりますよね!
子供の状態をよく見れば、「何を伝えるべきか」が分かります。
そのための基準が、
- その行動が不適切だと分かっていない
- 不適切だと分かっているけど、どうすれば適切か知らない
- 適切な行動をしても自分が望んだ結果は得られないと思っている
- 不適切な行動をして、満足な結果を得ている
というわけです。
頭ごなしに叱る前に、
と観察してみると、子供の接し方のヒントになりそうですよね。
罰を与えて、して欲しくない行動をやめさせようとすると起こる5つの弊害
子供がして欲しくない行動をしてしまうとき、
「〇〇をしたら、××をするからね(しないからね)」
と言ってしまうこと、ありますよね。
「マンガでよくわかるアドラー流子育て」では、
こういった[賞罰]を以下の理由から、推奨していません。
- 罰する人がいなければ、問題行動をとる
- 罰でも「かまってもらえた」と思い、問題行動を続ける
- 何をするのが良い行動なのかを学べない
- 子供を消極的・依存的にする
- 親子関係が悪くなる
賞罰は、大人の社会では多く使われてますよね。
例えば、人事評価。
上手く使えば、モチベーションコントロールに使えます。
ただし、良くもなるし悪くもなることは、あなた自身も思ったことがあるんじゃないでしょうか?
子供の場合も同じです。
むしろ、これから長期にわたって親子の信頼関係を作っていこうという時期に、賞罰でコントロールしようとすると支配的になってしまいがち。
そのため、先ほどのような
「罰を与えて、して欲しくない行動をやめさせようとすると起こる5つの弊害」
が問題になるんですね。
じゃあ、どのように接していけば良いのか?
気になる方は、「マンガでよくわかるアドラー流子育て」を読んでみてくださいね。きっと、子育てに役立つはずです。
以上、「感情的に怒る育児をやめたい人にオススメ。マンガでよくわかるアドラー流子育て」と言う記事でした。
ではでは。