お盆や正月の帰省時に子供と新幹線や飛行機で移動するとき、動画や映画を見せたい。
そんなときに子供が使うヘッドホンが欲しいなぁ。
何を基準に選んだら良いかな?
という疑問に答えます!
長時間の新幹線や飛行機に乗っている時。
子供が飽きてくると、騒ぎ出しがちですよね。
親としては周りの目もあり、できれば静かにして欲しいもの・・。
たとえ家族連れが多い車両でも、やっぱり気になる・・。
動画や映画を見せている親御さんも多いんじゃないでしょうか?
ただ、イヤホンだとぽろぽろ外れたり、子供が耳に入れるのを嫌がったりします。
そこでオススメなのが、子供用のヘッドホン。
「このヘッドホンは良さそう」
と思う、子供用ヘッドホンの中から、
- コードありのヘッドホンを3つ
- ワイヤレスヘッドホンを2つ
を実際に購入して比較してみました!
もくじ
子供用ヘッドホンの選び方ポイント
まずはじめに、子供が使うヘッドホンで大切なことをお伝えしますね。
それは、
- 大人用ヘッドホンと子供用ヘッドホンは、何が違うのか?
- なぜ、子供用ヘッドホンが必要なのか?
この2点。
1点目は、「大人用ヘッドホンと子供用ヘッドホンは何が違うのか?」
もっとも違う点は、子供の小さな頭に合うよう、小さめに作られていること。
子供の年齢によっては、大人のヘッドホンでも使えます。
ですが、子供用に作られたピッタリサイズの方が、子供も快適に使えますよね。
サイズが合わないと、ずり落ちたりして子供自身もストレス!
もうひとつの点は「なぜ、子供用ヘッドホンが必要なのか?」
これは、音量制限機能が付いているからです。
子供が大音量で音を聞き続けてしまうと、耳へのダメージが心配ですよね。
親が小さく設定しても、子供自身が操作して音量を上げてしまうことも。
子供はすぐ、操作を覚えるからね・・
そこで、子供用ヘッドホンに重要な機能が「音量制限」です。
今回選んだヘッドホンは全て、「85デシベル」までしか音量が上がらないようになっています。
デシベルは、音の強さを表す単位。
85デシベルは、
・電車の中
・交通量の多い道路沿い
くらいの音量です。
フムフム。
ほかには、どんな基準で選べばいい?
子供用ヘッドホンを選ぶ時のポイントを、次の4つの基準で評価してみました。
- 携帯性→本体の重さ、折りたたみができるか
- フィット感→耳当ての可動・大きさ調整がしやすい・調整は分かりやすいか
- 快適性→耳当ての柔らかさ・大きさ・厚み
- オリジナリティ→カラーバリエーション、カスタマイズシール有無
コスパの良い子供用ヘッドホンおすすめ5選
男の子にも女の子にも!性別を問わないデザイン&コンパクト設計。「JBL JR300」
JBLの「JR300」です。
安価ながら、サイズ調整・イヤーパッド部可動ができる、高コスパなヘッドホンです。
クッションは厚めで、フワフワとした着け心地。
ですが、ゆるいということは無く、絶妙な快適さです。
また、イヤーパッド部分の可動が大きいため、ジャストなフィット感が得られます。
安価ながら、大人用ヘッドホンと同じ造り!
ケーブルはフラットな形状になっていて、からまりにくくなっています。
ケーブルがからまるとイライラするから、親としても地味にうれしい。
「JR300」は、ヘッドホン左右を示すLRが、内側に印字されています。
アルファベットを覚え始めた子であれば、すぐに判別できるようになりますね。
子供自身がヘッドホンに愛着を持てるように、カスタマイズシール付き。
ちゃんと名前が作れるように、アルファベット26文字×3セットが付いています。
兄弟姉妹がいるときにも、「自分だけのヘッドホン」が作れてイイね。
サイズ調整は、小さな子供でも理解しやすいように「音符」でサイズを示しています。
かわいい!こういうちょっとしたデザインの違いが、愛着わくよねぇ。
「JR300」のレビューはこちら→
【JR300レビュー】性別問わないデザイン&コンパクトな子供用ヘッドホン【JBL】子供にもわかりやすいサイズ調整が◎「JVC HA-KS2」
JVCケンウッドの「HA-KS2」。
シンプルな構造で壊れにくく、しかも安価で購入しやすいモデルです。
クッション部分はやや硬め。しっかりとした印象。
外側にLR表示があり、間違ってつけているときでも、親がわかりやすくなっています。
加えて、LRが分からなくても左右が分かるように、触って分かる工夫がされています。
これは親切!
つぶつぶがある方が左だよ。と教えてあげられるね。
「HA-KS2」のイヤーパッド部分は固定。
可動式に比べると、ややフィット感は少ないかも。
ただし、可動部が少ないということは、「壊れにくい」というメリット。とも言えます。
サイズ調整は、7段階。
小窓に数字を合わせてサイズ調整をする仕組みのため、数字が読めれば自分で調整できます。
これも親切設計!
あまり枚数は多くありませんが、カスタマイズシールが付いています。
「HA-KS2」のレビューはこちら→
【HA-KS2レビュー】シンプルで壊れにくいヘッドホン構造で子供も使いやすい!【JVC】ねじってもok!耐久性◎&クラスダントツの軽さ「easySMX KM-666」
easySMXの「KM-666」です。
ねじっても壊れないくらい丈夫なヘッドホンです。
一番の特徴はなんといっても、本体が「94g」と軽いこと!
長時間つけていても、負担になりにくいのがイイですね。
軽い方が、子供にも負担かからないもんね。
「KM-666」のケーブルはフラットで、からまりにくくなっています。
折りたたみはできないものの、イヤーパッド部は可動。
イヤーパッドは、やや硬めな印象。
しっかりホールドしてくれる感じがあります。
サイズ調整は7段階。
ただし、数字や絵柄でのサイズ表示がないのは残念・・。
ただ、他のヘッドホンには無い特徴として、上部にも厚めのクッションが付いています。
プラスチックむき出しではないので、長時間つけていても疲れにくくなっていますよ。
カスタマイズシールはないけど、独特のカラーバリエーション!
「KM-666」のレビューはこちら→
【KM-666】ねじってもok!耐久性&軽さが特徴の子供用ヘッドホン【easySMX】コンパクト&ワイヤレス。コード無しで子供も快適「JBL JR300BT」
JBLの「JR300BT」です。
最初に紹介した「JR300」のワイヤレスバージョン。
コードがないため、よりスッキリ・コンパクトに携帯できます。
充電時間2時間で最大11時間、使用可能です。
十分なバッテリー容量だね!
厚めのクッションは「JR300」と同じ仕様です。
イヤーパッドの可動も同じ。
「JR300BT」は、大きな操作ボタンが特徴。
小さな子でも操作しやすくなっていますね。
再生・停止が操作可能です。
早送り・巻き戻しなど、ボタンを増やさないことで、分かりやすくなっています。
「JR300」と同様に、サイズ調整は音符マークで分かりやすく。
マイク付きのため、イヤホンをしたまま通話も可能です。
もちろん「JR300」と同じく、カスタマイズシールも付いていますよ。
コードがあると、引っ掛けて抜けたり、タブレットを倒したりしそう。
ワイヤレスもいいねー。
有線・無線の両方で電池切れの心配なし「SoundPEATS Kids」
SoundPEATSの「SoundPEATS Kids」です。
最大の特徴は、有線・無線両方で使えること!
充電を忘れて使えなくなってしまった・・。ということが防げます。
スゴイ・・!うっかり充電忘れていたりすることもあるもんね
「SoundPEATS Kids」は、充電時間3時間で最大20時間、使用可能です。
イヤーパッドは折りたたみ可能で、可動も大きくフィット感抜群です。
付け心地は、他のヘッドホンと比べるとしっかりと挟み込まれる印象。
締め付けが少しきつい、とも言えますし、ズレにくいとも言えます。
サイズ調整表示は数字で大きく印字。
わかりやすい工夫がされていますね。
こちらもマイク付き。
さらになんと、iphoneやipadに搭載されているSiriとの応答が可能です。
カラーバリエーションは1種のみですが、無線・有線両方で使えるのは、大きなメリット!
「SoundPEATS Kids」のレビューはこちら→
【SoundPEATS KIDSレビュー】有線・無線両対応で電池切れの心配なしのイチオシ子供用ヘッドホンコードありなし、どっちがオススメ?
子供用イヤホンを購入しようと思ったときに迷うのが、
コードありとなし、どっちにしよう・・
と、いうことかと思います。
そこで、僕が思う「子供用ヘッドホン コードありなしのメリット・デメリット」をそれぞれまとめました。
子供用ヘッドホン コードあり
- 電池切れの心配がない
- ボタン操作が不要なため、すぐ使える
- コードなしに比べて安い
- コードに引っ掛けやすい
- コードがある分、かさばる
子供用ヘッドホン コードなし
- コードに引っ掛ける心配がない
- スッキリ収納できる
- バッテリーが切れると聴けない
- コードありに比べて高価
- 親も操作を覚える必要がある充電
- 充電に手間がかかる
コードなしヘッドホンは、便利そうに見えます。
ですが、「バッテリー残量」が分からないため、
「使いたいときに使えなかった・・!」
というケースもあり得ます。
子供が引っ掛けることを心配するなら、ワイヤレスヘッドホン。
充電が手間だと思うなら、コードありヘッドホン。
という、選び方はどうでしょうか?
参考にしてみてください!
おすすめの子供用ヘッドホンまとめ
子供用ヘッドホンの特徴は、
- 小さめ設計で子供も快適に使える
- 音量制限がかかっている
ということでしたね。
大人用ヘッドホンやイヤホンを使うこともできますが、やはり子供用ヘッドホンの方が子供も親も安心です。
この記事で紹介したヘッドホンであれば、子供用サイズ・音量制限どちらも満たしています。
子供と相談しながら、「とってもおきの1台」を見つけてみてくださいね。
子供自身が決めた1台は、きっと思い出になるはずです!
以上、「おすすめの子供用ヘッドホン5つを実際に買ってみました」という記事でした。