コーダーが技術ブログ運営経験をキャリアアップに活かす方法

ブログ運営経験を転職に活かす!ブロガーが目指せる3つのIT職

ブログ運営をしてきて、それなりにPVや売上を作ってきました。
この経験を就職や転職に活かすには、どんな職業が良いでしょうか?

という疑問に答えます!

こんにちは、ブログ運営経験を活かして転職した野沢 謙介(@web_thundergirl)です。

ブログを運営しているとアドセンスやアフィリエイトによって収益が発生しますよね。
でも、ブログを運営するメリットは収益だけじゃありません。

ブログ運営の経験は就職・転職にも役立つんです!

今の仕事がwebと全然関係なくても、就業ブランクがある主婦の方でも大丈夫ですよ。
ブロガーが目指せる職業は3つ。

あなたのブログ運営経験が活かせる企業・職業・面接でのポイントまでお教えします!

ブログ運営経験が活かせる企業・職場

まずは、ブログ運営経験が活かせる企業・職場について。
対象となるのは、自社メディアを持つ企業全てです。

なぜブログ運営経験が役立つのかというと、自社メディア運営とブログ運営の本質は同じだからです。

オウンドメディアの目的は、「ユーザーに役立つ情報を発信・集客して・本来の目的へと誘導する」こと。

例えば、自社メディアにはこんなサイトがあります。

  • 住まいやインテリアの情報を発信「LIMIA」
    LIMIA
  • 就活・転職などのキャリア情報プラットフォーム「キャリアパーク」
    キャリアパーク

どうですか?
規模は違いますが、本質は同じだと思いませんか?

僕自身、メディア運営企業で働いていまして、

・wordpressについて相談される
・新規メディア立ち上げメンバーに選ばれる
・サイト改善のアイデアを出せる

など、ブログ運営経験があることが活用できています。

このように、個人がブログ運営するのも企業がメディア運営するのも本質的には同じ。
だから、ブログ経験がおおいに活かせる、ということ!

次は、ブログ運営経験が活かせる職種を紹介していきますね。

ブログ運営経験が活かせる職種

ブログ運営経験を活かせる職種は、大きく分けて3つ。

  1. ディレクター
  2. ライター
  3. マーケター(マーケティング担当)

ディレクター

ディレクターとひとくちにいっても、企業によって業務範囲や業務定義がさまざま。
営業的役割を求める企業もあれば、ライティング力を求める企業もあります。

つまり、ディレクターを目指す時は、

「企業が求めるディレクター業務は何か?」

が重要になってきます。
必ず面接で確認することをおすすめします。

主な仕事内容としては、

  • サイトの課題改善施策企画・立案・実行
  • サイト目標管理・分析
  • 改善スケジュール作成・管理
  • コーダー・デザイナー・ライター・広告担当などへの作業指示・クオリティチェック
  • クライアントとの連絡

などがあります。

一般的には専門職と言うよりも、webサイト運営における様々な知識が必要になる総合職といった方が分かりやすいかもしれません。

ディレクター業務の面白さ

基本的に1人で行うブログ運営と異なり、コーダー・デザイナー・ライター・広告担当・営業といった職種の人と「チーム」で仕事をすることが面白さ。

それと、目的達成のために運営そのものに深く関われる点が、ディレクター業務の面白さです。

サイトを運営していくことがメイン業務になるため、ブログ運営に面白さを感じていた人であればピッタリ。
特に「計画的にサイト運営していた人」であれば、より向いていると言えます!

ライター

2つ目のブロガーが目指せる職業は「Webライター」。
言葉のままでオウンドメディアの記事を書いたり、取材したりする職業ですね。

ディレクターよりも仕事内容がイメージしやすいんじゃないでしょうか。

主な仕事内容としては、

  • 記事の構成考案
  • 記事執筆
  • メルマガ作成・ライティング
  • リライト

などがあります。

特別な資格などを持つ人は少ないので、運営しているメディアカテゴリの知識があると有利。
例えば、住まいに関するメディアなら「リフォーム・DIYなどの知識)や前職でのライティング経験があると、なお良いでしょう。

ブログの内容と運営メディアカテゴリが一致していると、ライターとして採用される確率も高くなりますね。

基本的には、どのメディアも検索エンジンからの流入が多い。そのためライティングは重要です。
オウンドメディアの生命線とも言える重要なポジションで仕事をできるのが、ライター業務の面白さ。

ライティングの良し悪しが検索流入数にダイレクトに反映される。と言う点もライター業務の面白さの一つですね。

分析や改善策を考えるより、

ノザワ
書くことが好き!記事でPVやコンバージョン(売上)に貢献したい

という人にピッタリ。

マーケター(マーケティング担当)

マーケターはアナリティクスやヒートマップなどのデータから、CV・PV改善する施策を考え実行する職業。
企業によってはディレクターとマーケターを兼任している場合もありますね。

主な仕事内容としては、

  • レポート作成
  • 改善施策立案、実行

などがあります。

マーケター業務の面白さは、なんといっても「施策が数値に反映されること」
期待していた施策が失敗することもあります。

でも、狙った施策がバッチリはまってCVRが大幅改善した時は、なんともいえない快感です。

アナリティクスを調べてABテストをしたり、CVアップするのが好きなブロガーに向いています!

メディア運営企業へ就職・転職するためにしておくと良いこと

「メディア運営企業に就職・転職してみたいな」と思った方におすすめしたいのが、

ブログ運営の記録を取る」こと。

ブログを改善するために

  1. いつ
  2. どんな理由(仮説)で
  3. 何をして
  4. どんな結果になったか
  5. 次はなにをしたか

を記録しておきます。

「自分のブログはPVが多くないから、そんなの関係ないんじゃ?」

と思う方もいるかもしれません。
採用担当者の視点で見ると「ブログ運営経験者」に対して「何PVのブログ運営をしていたか」はあまり重視しません。

なぜなら、メディア運営においてはPVよりも

「いつ」「どんな理由(仮説)で」「何をして」「どんな結果になったか」「次はなにをしたか」

というサイクルを繰り返し実行することが重要、と考えているからです。
たとえ、PVが多くなくても「仮説・検証」を繰り返し実行してきた人は、とても好評価な人材

なので、ブログ運営経験をいつか何かに活かしたいと思う人は、ブログ運営の記録をとっておくと良いですよ。

メディア運営企業への面接に持っていくと良いもの

ブログ運営の記録をとったら、履歴書や職務経歴書のように相手に見せられるレポートにまとめます

例えば、

  • PV,セッション数,直帰率などが記載されたアナリティクスレポート
  • 「いつ」「どんな理由(仮説)で」「何をして」「どんな結果になったか」「次はなにをしたか」をまとめたレポート

などが良いですね。

僕の知り合いの運営担当として採用されたママさんも、数ヶ月分の改善履歴をまとめた資料を持ち込んでいました。
この方は他社でのサイト運用担当経験はありませんでしたが、無事採用。

ノザワ
サイト運用に関する本質的な考え方ができている点が採用理由の一つになったはず!

メディア運営企業を探すには

「メディア運営企業に応募してみようかな・・?」と思ったら、自分で探すより転職エージェントに探してもらうのがオススメ。

エージェントを使うと、

  • 会社の社風や雰囲気の調査
  • 給与交渉
  • 日程調整

などを代行してやってもらえます。

まずは匿名で応募できるので、自分で応募して探すよりもラクに仕事探しができますよ!




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無理な転職は勧めないスタイルが好印象

まとめ

メディア運営担当は全員、自分のブログをもっていて欲しい。

そう思うくらい、ブログ運営経験は業務に活きています。

自分で課題をみつけ、解決施策を実行して、次につなげる。
本質的には、どんな仕事でも通用することだと思います。

「ブログ運営経験を何かに活かせないかな…?」と思っている方。
自分の経験を大切にして、役立てていきましょう!

ではでは!