「父子旅行に行ってみたいけど、どこへ行くのがオススメ?何から準備すればイイ?」
という疑問に答えます!
共働きでいつもバタバタしている。たまには、
・妻にひとり時間をプレゼントしたい
・親子の絆を深めたい
そんな人にオススメなのが、父子2人だけで行く「父子旅行」です。
きっかけは「飛行機に乗せてあげたい」と思ったことからでした。
この記事では、僕が実際に計画した父子旅行の
- 子供は何歳からがいい?
- オススメの行き先、時期
- オススメの宿は?
- 日程はどれくらいがいい?
- おすすめの飛行機は?
- 旅先で何する?
- 実際にいくらかかった?
- ベビーカーはいる?
などをまとめました。
父子旅行に行ってみたい!という人の参考になれば、うれしいです。
もくじ
父子旅行オススメの子供の年齢は?
結論から言うと、何歳からでもイイと思います。
ただ、遊びに行くだけでなく勉強や教育の意味を持たせるのであれば、4歳くらいからがオススメかなと思います。
子どもは2-4歳くらいの
「自分でやってみたい」
という時期(自律性時期)から、
4-6歳の
「自分の楽しいことを追求したい」
という時期(自主性時期)へ移っていきます。
エリク・エリクソンのライフサイクル理論
1.乳児期(0-2歳 課題:基本的信頼感)
2.幼児前期(2-4歳 課題:自律性)
3.幼児後期(4-6歳 課題:自主性)
すべての子どもは天才になれる、親の行動で(42p)。
自分でやってみたい欲が満たされると、自発的な意欲が生まれてきます。
非日常を体験できる「旅行」は、その後の成長のきっかけになりそうですよね。
なので、自律性・自主性が伸びる4歳くらいをオススメします。
とはいえ、決まった年齢はありません。
移動しやすい・活動しやすい、という視点はありますが、「行きたい、連れていってあげたい」と思ったときがベスト!
1.父子旅行の行き先は?
父子旅行の行き先にオススメなのは「沖縄」です。
僕も初めての父子旅行では、沖縄へいきました。
父子旅行に沖縄をオススメする理由は3つ。
- 飛行機に乗る、という体験ができる
- 1年を通して過ごしやすい
- ファミリー向けの宿が充実している
どこに行けばいいか思いつかない・・。
という人は、沖縄を父子旅行の行き先として選べば、間違いないです!
沖縄以外へ行くなら?
もし、
「沖縄へ以外へ行きたい!」
というのであれば、
こんな方法はどうでしょうか?
- 子供が体験していないことを体験できるところへ行く
- 子供が熱中していることを学べるところへ行く
僕の場合、
飛行機に乗せてあげたい!
という想いがあったため、
「飛行機で行くなら、沖縄か北海道かな」
と、すぐに思いつきました。
ただ、
「体験していないこと」
といっても、なかなか幅広くて迷うのでは、と思います。
なかなか思いつかない場合は、「日常から離れたこと」を考えてみるとイイですよ。
- 船に乗って泊まる
- 寝台列車に乗る
などなど。
探すヒントは、「絵本や図鑑で知っているもの」の本物を体験しにいくこと。
お気に入りの絵本や図鑑に登場するモノや事柄は、なんでしょうか?
それらを体験できる場所は、きっと子供にとって大きな経験になるはずです。
年中・年長くらいになると、好きなモノ・熱中しているモノがハッキリしてきますよね。
- 動物が好きな子であれば、北海道の旭川動物園
- 水族館が好きな子であれば、沖縄の美ら海水族館
- 恐竜が好きな子であれば、福井県の福井県立恐竜博物館
など、「子供自身が好きなモノに会える場所」を旅行先に選ぶ、というのはどうでしょうか?
地方に住む方なら、東京や大阪などの都市部へ行く。と言うのも楽しめると思います。
2.父子旅行の時期を選ぶ
父子旅行で一番注意したいのは、「行く時期」。
暑さが厳しい時期だと、熱中症が心配ですよね。
反対に寒い時期だと、子供も自分も荷物が増えて、負担が大きくなります。
たしかにね〜。冬はなんやかんや荷物増えるし、辛そう。
それに、非日常を体験できる旅行は子供にとって刺激が強いもの。
思ったよりも体力を消耗することが、予想されます。
体力を消耗してしまうと、体調を崩してしまうかもしれません。
家族旅行と違い、あなたと子供2人しか居ない旅先で体調を崩してしまうと、
「結局、ホテルにしか居なかった・・・」
ということになりかねません。
なので、春や秋など「過ごしやすい時期」がオススメです。
僕も8月に父子旅行を思いつき、暑すぎず過ごしやすいであろう、10月の沖縄に行くことを決めました。
3.父子旅行の宿を選ぶ
行き先が決まったら、次は「どこに泊まるか?」を決めましょう。
せっかくの旅行ですから、子供に全てを合わせるのではなく、あなたが行きたいホテルを選ぶのもアリです。
僕は、過去に友人からオススメされて、
沖縄に行ったら、泊まってみたい!
と、思っていたホテルを候補にしました。
そのホテルは、
- カヌチャベイホテル&ヴィラズ
- ココ ガーデンリゾート オキナワ
この2つ!
カヌチャベイホテル&ヴィラズってどんなホテル?
「カヌチャベイホテル&ヴィラズ」は、ミキハウス子育て総研ウェルカムベビー認定「子どもづれ歓迎」の宿。
- ウォーターキッズガーデン
- ビーチサイドプール
- カヌチャオーシャンパーク
- グラスボート
などなど、子どもと楽しめるアクティビティが満載です。
中でも注目は「0歳から遊べる!」というウォーターキッズガーデン
スライダーをしたり、乗り物に乗ったり。
沖縄の空の下、思いっきり遊べそうですよね。
客室は、一番標準的な「スタンダードツイン」でも客室面積が51.84平米もあり、広々と過ごすことができます。
ひ、広い・・!
家族3人でも快適に過ごせそうだね
- 那覇空港から車で80分
- 美ら海水族館まで車で50分
ココ ガーデンリゾートオキナワってどんなホテル?
「ココ ガーデンリゾート オキナワ」は、小高い丘の上にあるアジアンテイストリゾートホテル。
2階までの低層ホテルで、ゆったりと過ごすことができます。
「ココ ガーデンリゾート オキナワ」の特徴は、3泊以上すると「クラブココ」という宿泊者専用サービスが利用できること!
サービス内容は、
- ココガーデンおよび提携ホテル(ルネッサンスリゾート)でランチ
- ルネッサンスリゾートラウンジ利用
- コーラルアドベンチャークルーズ(船に乗ったまま海の中が見える)
- サンセットヨットクルージング
などが、タダで利用できます・・!
他にも、50種以上のメニューが無料や割引になります。
ランチ・ラウンジ無料だけでもスゴイ・・!
小さな子でも楽しめる「コーラルアドベンチャークルーズ」でも、大人3,000円するからね・・!
観光はあまりせず、リゾートを楽しみたい!
という人にオススメのホテルです。
- 那覇空港から車で40分
- 美ら海水族館まで車で1時間
今回、宿泊先として選んだのは、「ココ ガーデンリゾートオキナワ」。
決め手は、
- 3歳児でもできるアクティビティがある
- イルカに触れるプログラムがある
- 仮に天気が悪くても、提携ホテルの室内プールで楽しめる
という点でした。
普段できないような体験ができて、天候が悪くても楽しめることがいくつもあるのがポイント!
行き先は子供のために、ホテルや宿は大人のために。という選び方もいいね。
「ココ ガーデンリゾートオキナワ」に泊まって感じた、
おすすめポイント・おしいポイント・持っていった方が良かったもの
は、こちらでまとめています。
【ココガーデンリゾートオキナワの口コミ】子連れ旅行での楽しみ方は?おすすめポイントからおすすめ持ち物、子連れおすすめの部屋まで徹底紹介!4.父子旅行の日程数を選ぶ
宿が決まったら、次は「何泊行くか?」を決めましょう。
例えば、沖縄であれば最低2泊3日、できれば3泊4日は欲しいところです。
その理由は、「1日目・最終日」に観光などをする時間はあまりないから。
出発する時間帯にもよりますが、ほぼ「移動日」になります。
つまり、2泊3日だと、1日しか観光や遊びに当てられない。
ということに・・・。
せっかくの沖縄旅行。
僕は、
- アクティビティを楽しむ日
- ゆっくりする日
両方を楽しみたいと思い、3泊4日を選びました。
もちろん、まるっと1日集中して楽しむ!というのもアリだと思いますよ。
5.父子旅行の飛行機を選ぶ
日程数を選んだら、次は「どの航空会社で行くか?」を決めましょう。
- ANAやJALなどのFSC(フルサービスキャリア)
- ジェットスター、ピーチなどのLCC
どちらにするかを選びます。
僕自身は、
飛行機に6時間とか乗るわけじゃないから、LCCで充分かな
と、考えていました。
LCCは安い、というイメージありますよね?
でも実は、早い時期から予約すると、LCCよりも安く航空券を購入できちゃいます。
これには、僕もビックリしました!
そうなんだ〜!LCCの方がいつも安いと思ってた!
時間帯も同じ?
こちらは、ジェットスターの往復便の時間帯と価格。
往路:成田15:15発 8,890円
復路:那覇11:55発 13,190円
合計:22,080円
こちらは、ANAの往復便の時間帯と価格です。
往路:羽田14:30発 10,110円
復路:那覇11:05発 10,110円
合計:20,220円
ほぼ同じ時間にも関わらず、ANAの方が安いですよね。
比較表 | 出発時間 | 料金 | 合計 |
ジェットスター(往路) | 15:15 | 8,890円 | – |
ジェットスター(復路) | 11:55 | 13,190円 | 22,080円 |
ANA(往路) | 14:30 | 10,110円 | – |
ANA(復路) | 11:05 | 10,110円 | 20,220円 |
意外だ〜!
しかも、ジェットスターは「席指定」「受託手荷物」をすると費用が発生します。
また、クレジットカード決済手数料は1路線につき600円かかります。
つまり、父子2人であれば、最低でも600×2人分x2(往復分)=2,400円が追加で掛かってきます。
な、なんと・・。
クレジット決済手数料が意外に大きい・・。
簡単にジェットスターとANAの違いをまとめてみました。
- 席指定 有料480円~(時期・シートタイプによる)
- クレジット決済手数料 有料(1路線1人あたり600円)
- 受託手荷物 有料15キロ950円~(時期・路線による)
- 席指定 無料
- クレジット決済手数料 無料
- 受託手荷物 無料(普通席の場合、20kg/3辺203cm以内)
ジェットスターが思ったより安くない。
というよりかは、「実は、FSCも早く予約すると安い」という印象を受けました。
まさに思いこみ。
父子旅行へ行くまでの期間に余裕があるのであれば、ANAやJALもオススメですよ。
僕の場合は、行きはANA、帰りはJALとしました!
これは、
「パン屋さんがたくさんあるように、航空会社にもたくさん種類があるんだよ。」
ということを教えてあげたい想いから。
航空会社ごとの違いや、飛行機の違いも体験できますね
ちなみに、チケットは格安航空券サイト「エアトリ」で申し込みました。
「エアトリ」の便利なところは、「時間が早い順」に航空会社を横断して検索できるところ!
「何時に出発する便が一番おトクなのか?」がすぐ分かります。
「実は、ほかの便・他の航空会社にすれば、もっと安くなった」という機会を、知らずに損することを防げますよ!
行き帰りの時間がわかりやすいから、旅の計画も立てやすいね。
格安航空券サイト「エアトリ」はツアーも扱っているので、
「ホテルと航空券を別々に取るのは面倒!」という人にも最適です。
ちょっと余談ですが、JALのチケットをiphoneのwalletアプリに登録しておこうと思ったら、予約検索の仕方がまったく分からず、苦労しました・・。
予約検索・登録方法について、記事にしています。
困った方は参考にしてみてくださいね!
6.父子旅行の旅先ですることを選ぶ
航空会社を選んだら、「現地で何をするか?」を決めましょう。
子どもが、自分で検索したり調べられる年齢であれば、
「どこへ行きたいか」
を決めてもらうのもイイですね。
下調べも大事な学習の機会。
調べる、としたら、本屋さんかネットですよね。
- 本屋さんへ行き、旅行ガイドブックを読む
- ネットでオススメ記事を探す
本屋では、毎年たくさんの旅行本が出ていることを伝えられます。
ネットであれば、検索語を変えると検索結果が変わることを教えるキッカケになります。
また、地理の勉強にもなります。
- 目的地はどこにあるのか?
- 住んでいる所からどれくらいの距離があるのか?
- 何時間くらい移動するのか?
などなど。
子供にとって、「活きた勉強」になること間違いなしです!
ただ、先にお伝えした通り、旅行は子供にとって刺激が強いもの。
あまり予定を詰め込みすぎると、疲れてしまいます。
また、旅行となるとついつい予定を詰め込みがち・・。
親の予定に子どもを合わせようとすると、うまくいかずイライラする原因になりかねません。
「これだけで予定少ないかな?」と思うくらいが、ちょうど良いかもしれません。
子どもは、どこだってなんだって遊べるもんね。
7.飛行機・宿代・レンタカー代で合計いくら?
父子旅行へ行くにあたり、事前にかかった費用をまとめました!
飛行機代 42,020円
宿代 47,000円
レンタカー代 12,799円
合計 101,819円
飛行機は、格安航空券サイト「エアトリ」でANAとJALを。
宿は、楽天トラベルで「ココガーデンリゾート」を。
レンタカーは、ネット予約いつでも25%オフの「バジェット・レンタカー」を。
それぞれ、自分で予約しました。
ここに、
・幼児ベット代9,000円(3泊分)
・ディナー代
・お土産代
・水族館入場料
・別途アクティビティ費用
などの費用を予想・想定しています。
旅の参考になれば、うれしいです!
8.父子旅行にベビーカーは必要?
飛行機・宿・レンタカーを手配したら、次は持ち物を考えましょう。
おそらく迷うのは「ベビーカーを持っていくかどうか」じゃないでしょうか?
特に、3歳〜4歳くらいの自分でしっかり歩くことができる年齢の時。
子どもによっては自分で歩くことを嫌がり、
「ベビーカーや抱っこがいい!」
という子もいますよね。
まさにウチの子がそうだしね・・。
旅行へ行く時点で、むすめは3歳半をすぎたころ。
選択肢として考えたのは、3つ。
- ベビーカーを持っていく
- ヒップシートを持っていく
- 空港・ホテルではベビーカーを借りる
ヒップシートというのは、腰につけて子どもが座れるようにするアイテムです。
で、ベビーカーを父子旅行に持っていくかどうか。
僕は行動しやすさを考え、ベビーカーを持っていくことにしました。
ちなみに、旅をより身軽により移動しやすくするために、折りたたみできるベビーカー「ポキット」を購入しました。
「ポキット」のレビューはこちら。
【gb ポキット】3歳すぎてからのセカンドベビーカーに「ポキット」を選んだ理由とは?【レビュー】ただし、そのほかの条件によっては、ベビーカーを持っていかない方が行動しやすい場合もあります。
ベビーカーを持っていくか?について、別記事にまとめました。
父子旅行にベビーカーは持っていくべき?スーツケースがいい?リュックがいい?旅のスタイルまとめまとめ
片方のパートナーを頼りにできる家族旅行と違い、父子旅行は2人きり。
子供にとっても大人にとっても、お互いと向き合える特別な時間です。
そして、妻にとっても、一人の時間が取れる日に。
父子旅行は、家族みんなの特別な時間になりますね。
よければ、計画してみてくださいね。
以上、「子供と2人だけで行く父子沖縄旅行がオススメ!行き先選び方など,行く前の準備情報をまとめました。」という記事でした。