共働きだと、「どのように家計を管理するか」になやみますよね。
周りの家庭に聞いてみると、
・夫婦の給与をひとまとめにして「おこづかい制」
・収入の多いほうが家賃などの大きな支払いをする「分担制」
などがありました。
わが家では、「おこづかい制」「分担制」どちらも採用せず、「予算制」を採用しています。
シンプルで分かりやすいので、家計管理が苦手な人や初心者にもおすすめ。
共働き家庭におすすめしたい「予算制」のメリット・デメリット、確実に節約できるコツを紹介します!
もくじ
共働き家庭におすすめしたい家計管理方法「予算制」
予算制は、
「これくらいは毎月かかる」と支出を仕分けたうえで、予算を設定。
この予算の中で毎月やりくりする方法です。
わが家では、夫と妻で半分ずつ出しています。
予算の内訳
毎月の予算に設定しているのは、次の通り。
- 家賃
- 電気・ガス・水道代
- ネット代
- 食費(外食含む)
- 保育園代
- 帰省旅費積立
- 家電買い換え積立
合計すると、1ヶ月28万円になります。
光熱費はエアコンをよく使う夏場など季節によって変動しやすいですし、食費も外食したりすると変動しやすいので、2割増しくらい高めに予算設定しています。
予算に含まれないもの
基本的には、上記以外は個人任せ。
「月のおこづかい」という視点でみると、
給与 − 予算(14万)=月のおこづかい
ということですね。
具体的には、
・服
・化粧品
・平日のランチ代
・会社の飲み代
・保険代
・スマホ通信費
・その他、自分の趣味の支出
これらの費用は、夫婦それぞれが自分で出すことにしていて、家計からは出していません。
なので、ランチにいくらかけようが、高いアクセサリーを買おうが、お互いに口出ししないルールにしています。
なぜかというと、頑張って自分で働いて稼いだお金ですし。
家庭運営に必要な予算を除いたお金は、自分自身が使えるべき。というのが基本思想です。
予算制のメリット・デメリット
- 予算を組むためムダ使いが抑えられる
- 夫婦お互いが自由に使えるお金が増える
- 家計見直しのタイミングを把握できる
- 予算決めに少し手間がかかる
- 予算がゆるすぎるとムダ使いが増える
デメリットは、1ヶ月の支出を把握したうえで予算決めをする必要があるので、予算を決めるまでに最低1ヶ月かかる点。
あとは、予算設定がゆるすぎると予算内で収めようという気にならず、予算ギリギリまで使ってしまうという点ですね。
このあたりは、毎月の使い方を観察しながら調整していけば良いです!
よくある共働きの家計管理:おこづかい制
お互いの給与を全て1つにまとめて、お小遣い制ってやつですね。
我が家でおこづかい制を採用しなかった1番の理由は、「人任せになると危機感がなくなるから」
夫または妻だけに家計管理を任せていると、片方のパートナーは無関心になりがち。
それってかなりヤバイなと思ったからなんですね。
家庭において夫と妻は、会社で言えば経営陣。
自社の会社の財務を把握してない経営陣とか、ヤバくないですか?
どの事業が黒字で、どの事業が赤字なのか知らないってこと。
そう考えると「相手に任せきりになる」ことの危機感がでてきます。
2人とも収支を把握して、その上で任せておこづかい制にするなら、良いかと思います。
おこづかい制のメリット・デメリット
- 支出が抑えられている場合、お金が貯まりやすい
- お金の流れがシンプルで分かりやすい
- だいたいおこづかいの額で揉める
- 管理する人に任せきりになりやすい
予算制のよくある質問
余った分はどうするの?
定額の中で余った場合は、そのまま貯金として貯めていきます。
足りない分はどうするの?
足りない分は、どちらかが一旦立て替えをして、翌月に必要金額の見直し。
我が家も最初から最適化な金額が分かっていた訳ではなく、2度ほど合計金額を見直しています。
家計管理の予算見直しでしたこと
過度な生命保険の解約・見直し
夫婦ともに契約していた生命保険を解約・契約内容の見直しをしました。
・根拠のない◯◯◯◯万円の死亡保険
なんていう保険に入ったままになっていたんですね。
必要以上の保証の保険代を払うのはもったいない!という理由で、子供が生まれる前に保険料の見直しをして支出を抑えました。
保険見直しについては、こちらの記事でまとめています。
スマホ通信費
必ず毎月必要なスマホの通信費もすぐさま見直しました。
それまでは、夫婦で15,000円ほど払っていたんですよね。
これを格安SIMの (マイネオ)に変えることで、夫婦で約3,000円にコストカット!
混雑する場所や時間帯は多少通信速度が遅くなりますが、毎月1万円以上安くなるのは大きな節約!
年間12万円ですからね。
おそらくずーっと使い続けるものですし、なるべく早めに変えた方が得は大きい。
もっと早く変えればよかったと思うくらいです。
電気代
電気代も節約できる項目です。
ただし、こまめに消すとかではなく、電力会社の見直し。
電気料金が安くなる会社を一括比較するなら、
でんきの比較インズウェブが使いやすいです。
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と、すごく楽にお得に節約ができます。
電気代もスマホと同じで、ずーっと使い続けていくものですからね。
たとえ、毎月1,000円の節約でも節約効果は大きいです。
プロパンガス代
あなたが戸建住まいでプロパンガスを使っているなら、ぜひガス会社の見直しをしてみてください。
スマホや電気と同じく、「基本料金+使った金額」 という料金体系で会社によって料金が違うんです。
プロパンガス料金比較サイトなら、enepi(エネピ) がおすすめ。
使う人にとってより良い会社を紹介するために、
- 地域にあった料金価格
- 信頼性が高い
- アフターサービスが整っている
という会社を厳選して掲載しているので、安心して切り替えできますね。
まとめ
予算制だと、自分たちが望む生活レベルに合わせて調整しやすいのも、優れた点。
その使い方をするにはいくらの予算が必要なのか?
をお互いが知るので、家計のことは全く分からないという状況も防げます。
あなたの家計管理の参考になれば、嬉しいです!
以上、「【成功事例】共働きの家計管理には「予算制家計管理」がおすすめ」という記事でした。