子育てが辛い・・。
イライラしたり大変な思いばかりで辛い。
そんな人におすすめの本が「子育ては心理学で楽になる」。
「子育ては心理学で楽になる」は、心理学を子育てに応用する方法を科学的根拠と合わせて紹介している本です。
著者は、バラエティ番組などに出ているメンタリスト DAIGOさん。
彼自身に子育て経験ありませんが、「心理学を子育てに応用したら、子育てがスムーズになりました!」という声から執筆されたそう。
「子供が宿題を後回しでゲームやマンガばかり」
「やってない所をつい怒ってしまい、自己嫌悪。どうしたらいいの?」
と悩む方にオススメです。
もくじ
読む人が得られるもの
- 子どもに、集中力とやりきる力をつける方法
- 自主的に勉強するようになる方法
- ゲーム感覚で計画性と実行力をつける方法
本に期待したこと
僕はあまりコミュニケーションが上手くありません。
相手のしたいコトと自分のしたいコトで上手く合意させる。
他人と生活するうえで必要なことですが、正直苦手です。
自分勝手な思いでパートナーにイライラしたり、正しいと思うことを押し付けてしまったり。
心理学を知ることで、コミュニケーションに活かせるのでは?と期待し、この本を購入しました。
どんな本?対象は?
「子育て」といっても、乳幼児期から青年期まで幅広くありますよね。
どの時期を対象にしているのだろうと思い、購入前にサッと読んでみました。
時期としては、小学生〜中学生をモデルとして
「親が身につけさせたい学習習慣・生活習慣の伝え方」
を中心に書かれています。
例えば、
- やると決めたことをやりきるための3つの力
- 子どもが自然と変わる部屋の作り方
- やる気を引き出す7つの言葉
など、小難しい説明は無く、すぐにでも実生活に使えるような方法が満載でした!
他の本と比べて面白いところ
読み進めてすぐに感じたのは、
「読みやすい。というより目の前で話を聞いているような文章」ということ。
このあたりは、さすがメンタリストといったところでしょうか。
時代と共に子育てのやり方や常識は変化していきます。
ひと世代前には、当たり前だったことがやってはダメなことになっていたりします。
この点は、ハーバード大学の研究結果などを参照していて最新情報が記載されていますので、安心です。
この本の1番の魅力的なポイントは?
ページボリュームは124ページと、決して多い本ではありません。
ですが、ライン引きしたくなる箇所ばかり。
思春期の親子によくありそうな会話を例に、「では、どうすれば上手く伝えられ、良い習慣を身につけてくれるか?」が書かれています。
子どもがこれから思春期を迎える親御さんに学びある構成になっています。
本からどういうことを学んだ?響いた言葉
「なるほど!こういうときはそう言えばいいのか!」と思う点ばかりですが、しいて言うなら、
・誘惑に負けず 、自分が決めたことをやり遂げること 。
・自分の望みを見失わず 、それに向けて実践できること 。こんな子どもになってほしいと願うなら 、まず始めるのは自分自身のチャレンジ 。よりよい自分になるばかりか 、子どもまで成長を遂げる一石二鳥の方法です 。
この言葉ですね。
振り返ってみてください。
自分が子供のころ、両親に何か注意されて「お父さんとお母さんだってやってないのに・・!」と思いませんでしたか?
こんな子供になってほしいと願うなら、まず始めるのは自分自身のチャレンジまさに、その通りだと思います。
子どもになってほしい姿、あなたは今日から何を始めますか?
類似3冊を紹介
まとめ
親であれば誰でも、子の将来を思ってアレコレうるさく言うもの。
でも、伝わっていなければ何の意味もありませんよね。
むしろ、関係が悪化する原因にも。。
だからこそ、子に言うだけでなく自ら挑戦し困難に立ち向かう姿勢を見せてこそ、「教育」と呼べる。
「子育ては心理学で楽になる」は、そんな気づきを与えてくれた良書でした。
夫や妻と、教育の仕方について共通認識や話し合うきっかけになるかもしれません。
お悩みでしたら、ぜひ読んでみてください!
ではでは。