今度、付き合っている恋人と結婚を考えた同棲をするつもりです。
あとになってもめないように決めておくことや、やっておくべきことはありますか?
という疑問に答えます!
こんにちは!同棲1年間してから結婚した野沢 謙介(@thundergirl6063)です。
きっと、あなたもしくは相手が、賃貸契約の更新が近づいてきているんじゃないでしょうか?
それで、
「長く付き合ってきたし、そろそろ結婚かなぁ・・。そうすると次の更新するよりも、せっかくだから同棲かな」
と考えているのでは?
そんなあなたの参考にしてもらえるよう、僕が同棲をする前に決めておいた
「同棲で失敗しないために決めておくべき3つのこと」
を紹介します。
・これから同棲しようと思っている
・いますぐじゃないけど、少し同棲を考えている
そんなあなたの参考になればうれしいです!
やっぱり同棲することで分かることもあります。
「自分の生活やお金の使い方と合うか?」をお互いに観察するのは、大事なことだと考えます。
もくじ
同棲で決めておくこと その1:期限を決める
同棲するにあたり1番重要立ち考えているのがコレ。
1年なり、2年なり期限を決めておくこと、です。
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結婚を意識することなく、そばにいる時間を増やしたいから一緒に暮らす。
というのもアリだと思います。
好きな人におかえりを言える、言ってもらえるのはとても幸せですからね。
ただ、お互いに結婚を意識している前提で同棲を始めるなら
「いつまでを同棲として、結婚するorやめるを決めるか?」
必ず決めておいた方が良いです!
同棲期間を決めないと、どうなる?
僕の友人に、34歳から同棲を始めた女性がいます。
僕を含めて周りの友人が何組か同棲を始めたのをみて、自分も同棲を開始。
彼も35歳を超えていて、
「トシもトシだし、同棲するのだから近いうち結婚をするのだろう」
と考えていたそうです。
それから、3年。
まだ同棲を続けています。
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彼女は37歳になり、彼女自身は結婚をしようと思っているのに、彼はなかなか結婚を言い出さない。
聞いても、はぐらかされる。
そんなに結婚しようとしないなら、やめたらどうか?と聞くと、
彼女いわく、「3年も続けてきたのに、今更やめられない」と・・・。
こういう心理状態を「サンクコスト効果」と言います。
サンクコストとは、過去に使って取り戻せない費用のこと。
・これだけの時間を使ってきたから
・これだけのお金を使ってきたから
確かに、3年続けてきて今更やめられない、という気持ちも分かります。
でも同時に新しい出会いの機会、つまり
「結婚に前向きで、自分により合う人」
と出会う機会も失っていることになります。
同棲期間を決めていれば、ある程度の判断基準になります。
なので、同棲する前に期間を決めておくのがオススメ!
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同棲イコール結婚、とは限らないけれど・・
僕自身は、
- 「イイ」年齢になったら結婚するもの
- カップルはいつか結婚するもの
- 同棲イコール結婚
ただ、どの年齢であろうと自分の人生の時間を使っているのは同じ。
とてもとても貴重な投資です。
だからこそ、
同棲するときは期間を決める!
ということが1番重要です。
同棲で決めておくこと その2:同棲の生活費は半々で分担
2つめの同棲で失敗しないように決めておくべきことは、「生活費は半々にする」です。
同棲している友人の中には、
「収入に応じて生活費の負担割合を変えている」
という人がいます。
僕は、この「生活費の負担割合を変える」という方法をオススメしません。
なぜかと言うと、
お金が持つ影響力は意外に大きく、2人の関係のバランスを崩す可能性があるから
です。
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負担割合を変えると、確かに収入が低い方や安定しない方はラクかもしれません。
ところが、多く払っている方は、
「自分の方が多く払っているんだから、その分家事をしなくても良いはず」
などのように考える人もいます。
いくら一緒に暮らしたいと思う好きな人でも、所詮は人間。
感情的に損得で考え行動することもあります。
反対に、多く払ってもらっている方は、
「自分は多く払ってもらっているんだから、少しは我慢したり家事を多めにやろう」
と考えやすい傾向にあります。
なので、生活費は半分ずつ負担するのがオススメ。
「でも、他の方法も検討してみたいな」
という人には、こちらの記事が参考になります。
[実例]共働きの生活費を不満なく分担するには?3つの案を紹介します!
「もっと具体的に半分ずつ負担する方法を知りたい!」
という方には、こちらの記事もおすすめです。
【成功事例】共働きの家計管理には「予算制家計管理」がおすすめ
賃貸契約の初期費用も半々がオススメ
大人2人が余裕を持って暮らすには、一人暮らし用のワンルームだと狭く感じますよね。
なので、新しく部屋を借りて同棲する人が多いかと思います。
この「賃貸契約にかかる費用」も半々にするのがオススメです。
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新しく賃貸契約をするときには、初期費用がかかってきますよね。
首都圏の初期費用とその内訳相場を調べてみると、
- 敷金1ヶ月
- 礼金1ヶ月
- 前家賃1ヶ月
- 仲介手数料1ヶ月
- 保証料0.5ヶ月
- 火災保険1万〜2万
- 鍵交換1.5万
家賃の5倍くらいの初期費用がかかってきます。
さらにプラスして
・引越し費用
・新居の家具家電費用
など。
家賃 × 6ヶ月分
の費用がかかってきます。
家賃が12万円なら、72万円ですね。
これを半分にして36万円。
生活費と同じく、賃貸契約の初期費用を負担してもらったり負担したりすると、関係が微妙に変化しやすくなります。
ぜひ、初期費用を準備してから同棲を開始することをオススメします!
共働きカップルに最適な物件探し方はこちらの記事でまとめています。
都内共働き、住むなら都内・郊外どっちがオススメ?
同棲で決めておくこと その3:家事担当を決めない
3つ目の同棲で失敗・後悔しないために決めておくべきことは、「最初は家事分担を決めない」ということ。
「え!?家事分担は決めておいた方がもめないのでは?」
と思うかもしれませんね。
実は、
・自分は料理と洗濯
・相手は掃除と日々の買い出し
などのように、最初から家事分担決めてしまうと「二人暮らしに必要な家事」が共有できないままになってしまいます。
やらないから大変さも分からない
↓
感謝の気持ちも生まれない
↓
どちらかが「やってあげてるのに」という気持ちが生まれる
↓
ケンカの種になる
という具合ですね。
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1人暮しより2人暮らしの方が家事量が増える
2人暮らしだと、単純に考えて家事が2倍量になります。
例えば、食器洗い量は2人分、洗濯も2人分ですよね。
家事内容によっては2倍にならない家事もありますが・・。
1人暮らし生活と比べると、家事負担が増える場合があるんですね。
もちろん、人によって得意不得意があると思いますし、一人暮らしをしていれば「やるべき家事」は理解しているかと思います。
ですが、料理・洗濯・掃除どの家事も得意!という人は、そんなに多くないはずです。
あなたにも、
「この家事はやりたくないなぁ。苦手だな」
という家事がありませんか?
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そういった家事も含めて、
- 相手も全ての家事を把握・経験している
- 相手は全ての家事を把握。経験していない
という状態だと、どちらが家事分担しやすいでしょうか?
どちらが相手のやってくれたことに感謝しやすいでしょうか?
きっと、お互いに全ての家事を把握・経験している方が良さそうですよね。
なので、最初は分担せずにお互いにやるべきことを確認しながら家事をしていく方法がオススメです。
同棲の家事をお互いに全てを把握するには、1−2週間やってみると大体把握できる
同棲を始めたその日に、
「お互い自主的に1−2週間くらい家事をやってみて、全部を把握しよう」
と提案してみてください。
1−2週間やれば、ゴミ出しや買い出しのペースがつかめてくるはずです。
どんな分担方法が良いかは、仕事の出社・帰宅時間にもよりますし、得手不得手で決めて良いと思います。
大事なのは、「お互いにやるべきことを理解した上で、相手に任せること」。
任せられた以上は実行する責任がありますし、役割をこなそうとするはずです。
それに、自分自身も相手も経験しているので、
「なんで自分ばっかり。相手のやってることの方が楽そう」
と考えてしまうことも減りますよね。
もし、実際に負担割合が違いすぎるなら、また話し合えば良いんです。
他人と暮らすことは「違う価値観を持つ者同士が、譲れる部分と譲れない部分を把握する」作業の繰り返し。
ぜひ、上手に家事分担できるよう話し合ってみてくださいね。
家事分担の話し合いについては、こちらの記事が参考になります。
共働きの家事分担でイライラしない方法は「分類・知る・減らす」の3つがポイント
まとめ
「同棲で失敗しないために決めておくべき3つのこと」をまとめると、
・同棲期間を決める
・生活費は半々にする
・家事はお互いに全て把握した上で分担する
この3つになります。
もちろん、これは僕が思う3つの基準ですから、いろんな意見があると思います。
同棲は家族とも違う、他人と暮らす行為。
離れて暮らしていた時は、好きな気持ちだけだったのに
「一緒に暮らしたら、意外とズボラだった・・」とか「お金の使い方がいい加減だった・・」などが見えてきた。
なんてことはよくあります。
付き合ってきた時間や自分の年齢や相手の環境などに基準をおかずに、
「自分自身が幸せになれるか?」
を考えながら、同棲生活を楽しんでみてください!
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以上、「同棲で失敗・後悔しないために決めておくべき3つのこと」という記事でした。
ではでは。