ちょっとずつマニュアル撮影にも慣れて、背景をぼかして撮れるようになりました。
でも、屋外で撮影すると写真が真っ白になってしまいます。
何か良い方法はありませんか?
という疑問に答えます!
屋外で撮影していてるとき、明るすぎて写真が白くなってしまったことありませんか?
光がたくさんある屋外で背景をぼかして撮影しようとすると、白くなってしまうことがあるんですよね。
それが「NDフィルター」。
NDフィルターをカンタンに言うと、「F値を変更することなく光量を抑えるフィルター」です。
光の量を抑えることで、明るい屋外でも背景をぼかすことができます。
- NDフィルターとは?
- どんなときに使うか?
- NDフィルターありなし比較写真
の3点をお伝えします!
子どもを可愛く撮る本体設定については、こちらの記事が参考になります。
>>ミラーレス一眼カメラα6000で子どもを撮るのに最適なおすすめ設定はコレ!
もくじ
NDフィルターがあると、どんな風に撮れるの?
まずはNDフィルターを使うと、どんな風に撮れるのか?
比較撮りしてみました。
どちらの写真も8月の晴天時、
・同じ時間
・同じ場所
・同じカメラ(SONY α6000)
で撮影しています。
NDフィルター なし
(絞り:F1.8 シャッタースピード:1/100 NDフィルターなし)
あらら・・・。
白く色が飛んでしまっていて、なんだかよく分かりません。
光の量が多すぎると、こんな風に白くなりやすいですね。
NDフィルター あり
(絞り:F1.8 シャッタースピード:1/100 ND8フィルター装着)
今度はハッキリと写りました。
NDフィルターをつけて撮影すると「同じF値・同じシャッタースピード」でも、白飛びせずに撮影が可能なんですね。
というように、NDフィルターは「明るい屋外で背景をぼかしたい」ときなどに活躍します!
NDフィルターの選び方は?
NDフィルターの選び方で重要なポイントは、2つあります。
- フィルターのサイズ
- 光を減らせる量
フィルターのサイズを調べるには?
カメラの種類によって取り付けるレンズの大きさが違います。
NDフィルターを取り付けたいレンズまたはカメラのウェブサイトをみると、必ず「フィルター径」が書いてあります。
このサイズと同じNDフィルターを購入すればOK。
例えば、α6000に装着できる「SONY SEL35F18」であれば、49mmのNDフィルターですね。
光を減らせる量
NDフィルターは、製品名の「ND8」が光を減らせる量を表しています。
Kenko NDフィルター PRO1D プロND8
という製品であれば、光量を1/8にするということ。
一般的に使われるものだと、
ND4
ND8
ND16
の3段階くらい。
もっと光量を抑えられる製品もありますが・・。
屋外で子どものスナップ写真を撮るのであれば、ND8が使いやすくオススメです。
NDフィルターはどんなときに使う?
光の強い屋外で子どもを撮影するシーンって、実はけっこう多いと思うんですよね。
- 晴天時の公園
- 屋外でのバーベキュー
- プール遊び
- レジャー
近場・遠出でお出かけしたときにこそ、カメラを持っていくはず。
特に、夏や秋の晴天時に活躍すること、間違いなしです!
NDフィルターありなし比較
(絞り:F1.8 シャッタースピード:1/100 NDフィルターなし)
(絞り:F1.8 シャッタースピード:1/100 ND8フィルター装着)
まとめ
カメラにおまかせでも綺麗な写真を取れますが、マニュアル撮影でもっと思い通りの写真が撮れるようになります。
屋外で子どもの写真を撮る機会が多いパパママにこそ、NDフィルターはオススメです!
以上、野沢 謙介(@thundergirl6063)でした。
ではでは。