「todoリストを作っているのに、やり忘れてしまう・・」ってこと、ありませんか?
やるべきことをリスト化してひとつずつ実行していく「Todoリスト」は、よく使われるタスク管理方法ですが、実は欠点があります。
それは、「いつまでに終わらせて、どれくらい進んでいるか」という点が確認しにくい点。
なぜ忘れてしまうのか。
どうすればヌケモレが減らせるようになるのか。
僕が実践している方法をお伝えします!
もくじ
タスク管理は4段階で管理する
僕がおすすめするのは、タスクを4段階に分ける方法です。
- todo(やること)
- doing(やっていること)
- review(チェックまち)
- done(完了)
この4段階。
タスクを4段階に分けておけば、「今どんなタスクがあって、誰が担当しているのか」が明確になり、忘れることやヌケモレが減らせますよ。
仕事だと、一人で完結する作業って少ないもの。
上司の確認が必要だったり、一度チームメンバーにやってもらってから次にまた自分が担当したり。
だからこそ、自分自身が忙しいと依頼したことすら忘れていた。なんて経験ありませんか?
todoリストだけでタスク管理しようとすると、この「今どんなタスクがあって、誰が担当しているのか」が管理しにくいんですね。
タスクが戻ってきたときや変更があったときに、リストを更新するのもめんどう。
これらの点を解消するのが「タスクを4段階に分ける」という方法です。
仕事のタスク管理に最適なツール「trello(トレロ)」
タスクを4段階に分ける管理方法に最適なオンラインツールが「trello(トレロ)」。
google chromeやsafariといったブラウザで閲覧するオンラインツールなので、windowsでもmacでも同じように使えますよ。
Treloには、
・カード
・リスト
・ボード
という3つの概念がありまして、ざっくり説明すると、
- カードにタスクを記入
- カードをまとめるのが、リスト
- リストをまとめるのが、ボード
という構成になっています。
ひとつずつ順番に説明していきますね。
カード
カードにやることを書いていきます。
カードに書けるのは、
・期限日
・さらに細かいTodoのチェックリスト
・画像などの添付ファイル
・担当者(メンバー)の設定
・タスクに対するコメント
todoリストの欠点である、「いつまでにやるか分かりにくい」という点が解消されていますよね。
さらに、タスクに対するコメントも残せるため、チームで仕事をする場合にもコミュニケーションがしやすいよう工夫されています。
もちろん、自分の作業進捗メモとして使ってもOK。
途中でタスクを切り替えるシーンって結構ありませんか?
「あれー?あの作業ってどこまでやっていたっけ?」となると、もう一度作業効率を戻すために時間がかかってしまいます。
そんなときに、「どこまでやったか」をメモしておくと、タスクを切り替えてもすぐに戻ることができて、格段に作業スピードがアップします!
リスト
カードをまとめておくのが「リスト」です。
このリストを
- todo(やること)
- doing(やっていること)
- review(チェックまち)
- done(完了)
の4つに分けて使っています。
それぞれのリストに配置されたカードは、ドラッグアンドドロップで動かせるので、管理もカンタン!
ボード
ボードはリストをまとめるもの。ホワイトボードに紙のふせんが貼ってある、と考えるとわかりやすいでしょう。
僕は、月ごとや週ごとなどプロジェクトごとに管理しやすい単位でボードを使い分けています。
例えば、
・8月のボード
・9月のボード
といった具合ですね。
仕事の内容によっては、週単位の方がやりやすい場合もあると思います。
あなたが使いやすい単位でボードを作ってみてくださいね。
タスク管理は忘れないようにするため・・じゃない?
todoリストだけでタスク管理しようとすると、次のようなデメリットがあります。
きっとあなたも感じたことがあるはず・・。
- どのタスクが優先なのか分かりづらい
- 優先順位が変わると入れ替えしづらい
- どこまで進んでいるか分からない
Trelloを使ったタスク管理方法で優れているのは、「チェックまち」も管理している点。
タスク管理は、
「忘れないようにするために管理する」
のではなく、
「忘れてもいいように管理する」
こと。
つまり、覚えてなくてもいいことは忘れる。言い換えると、みれば思い出せるようにしておく。
・優先順位の低いタスク
・人に渡って戻ってくる予定のタスク
そういったタスクを一旦忘れて、やるべきことは予定しつつ、目の前のことに集中できるようにする。
それが、タスク管理の本質です!
この記事が少しでも、あなたのお役に立てればうれしいです。
ではでは。