ミラーレスカメラで子供を可愛く撮るためのマニュアルモード撮り方

オートモードで子供を撮影しても、思ったように撮れません。
思い通りに子供を可愛く撮るには、どうしたら良いでしょうか?
という疑問に答えます!
こんにちは、子供を撮る時は常にマニュアル撮影する野沢 謙介(@thundergirl6063)です。
カメラのオートモードってキレイに撮れる時もありますが、大事な時にブレたりボケすぎたりしますよね。
そんな時は、マニュアルモードでの撮影がおすすめです。
「でも、マニュアルモードってなんだか難しそう・・。」
大丈夫!
実は、「ミラーレスカメラで思い通りに子供をマニュアル撮影をするコツ」は3つだけしか無いんです!!
しかも、ひとつずつ試していけばイイので、とってもカンタンです。
[prpsay img=”https://tsukuru-blog.com/wp-content/uploads/2018/08/KTKHVsTz.png” name=”ノザワ”]カメラ用語が出てきますが、順番にやれば難しくないですよ!大丈夫![/prpsay]
・マニュアル撮影もチャレンジしてみたい
・思い通りに子供を可愛く撮りたい
そんな人の参考になれば、うれしいです。
マニュアルモードで子供を可愛く写す撮り方
子供を上手に撮影するためにマニュアル操作するのは、次の3つ。
[list class=”ol-circle li-mainbdr main-bc-before”]
- シャッタースピードを変える
- F値を下げる
- ISO値をあげる
[/list]
この順番で、マニュアル設定をしていけばOKです!
ミラーレスマニュアルモードでの子供の撮り方1:シャッタースピードを変えてみよう
子供を撮影するとき、まず優先したいのが「シャッタースピード」。
シャットスピードで何が変わるか、カンタン言うと、
[list class=”li-yubi li-mainbdr main-c-before”]
- シャッタースピードを上げると、「速く動くものを止まったように撮れるが、写真が暗くなる」
- シャッタースピードを下げると、「速く動くものはブレやすくなるが、写真が明るくなる」
[/list]
となります。
子供を撮るときのおすすめは、1/400秒や1/600秒など1/400秒以上。
1/100や1/125だと、子供の動きをとらえきれず写真がブレる可能性が高くなります。
子供撮影の失敗としてよくあるのが、
・写真のブレ
・光が少なく暗く写ってしまう
・光が多すぎて明るすぎてしまう
多少暗く写ってしまっても、写真編集アプリで明るく加工することができます。
[prpsay img=”https://tsukuru-blog.com/wp-content/uploads/2018/08/s5zjPHym-2.png” name=”ノザワ”]でも、ブレだけはどうにもなりません。[/prpsay]
なので、子供をキレイに撮るときはブレないように「シャッタースピードを早くする」ことが重要なんですね。
シャッタースピードだけを変えるカンタンマニュアルモードで試してみよう
ミラーレスには大きく分けて「3つのマニュアルモード」が必ずあります。
[list class=”ol-circle li-accentbdr acc-bc-before”]
- シャッタースピードだけはマニュアル。あとはオートの「シャッタースピード優先」
- F値だけはマニュアル。あとはオートの「絞り優先」
- 全てマニュアル操作の「マニュアル」
[/list]
この3つです。
マニュアル操作が初めてなら、まずは「シャッタースピード優先」で試してみると良いですよ。
カメラメーカーごとに表示は異なりますが、必ず3つのモードは付いています。
SONYのカメラの場合は、カメラ上部のダイヤルを「S」に合わせるとシャッタースピードがマニュアル設定できるモードになります。
すると、シャッタースピードが変更できるようになります。
カメラの背面にあるダイヤルを回すと、
1/100や
1/640といったシャッタースピードに変更できますよ。
[prpsay img=”https://tsukuru-blog.com/wp-content/uploads/2018/08/s5zjPHym-2.png” name=”ノザワ”]シャッタースピードはそのままで、もう少し明るく撮りたいなあ・・。[/prpsay]
と思ったら、次は「F値」を変えてみましょう。
ミラーレスマニュアルモードでの子供の撮り方2:F値を下げてみよう
F値が関連するのは2つ
[box class=”box30″ title=”F値が操作すること”]
・写真の明るさ
・ピントの合う範囲
[/box]
です。
簡単に言うと、
[list class=”li-yubi li-mainbdr main-c-before”]
- F値を下げると「光が多く・ピントが合う範囲が狭く」
- F値を上げると「光が少なく・ピントが合う範囲が広く」
[/list]
となります。
最初にお伝えしたように、子供を撮影するときはシャッタースピードを早くすることが多いんですね。
そうすると、光の量が減って写真が暗くなりがちです。
でも、これ以上F値は下げられない。
そんなときに調整するのが「ISO値」です。
ミラーレスマニュアルモードでの子供の撮り方3:それでも暗いならISO値をあげてみよう
F値を下げても写真の写りが暗いなら「ISO値」をあげてみましょう。
周りに光が少ない場所でも、ISO値を高くすれば明るく写すことができます。
[box class=”box30″ title=”ISOの特徴”]
・数値は100,250,400,1600,32000など。カメラ本体の性能による
・数字が大きい方が明るく写る
[/box]
ただし、ISO値の変更は「最終手段」と考える方が良いです。
なぜかというと、ISO値を上げることで「画質が悪くなる」というデメリットがあります。
ISO400をISO800に上げるくらいでは、ほぼ差は分かりません。
ですが、ISO400とISO16000を比較すると、画質の荒さが目立つようになります。
なので、基本的には「シャッタースピードとF値」でマニュアル設定に慣れていくのがオススメ!
シャッタースピード・F値の2つだけなら、よりシンプルで覚えやすいですしね。
基本的にはISOをオート設定にしておいて、例えば誕生日のケーキなど「どうしても暗闇で撮影する必要がある場合」のみ、ISOを調整すると良いですよ。
F値をもっと小さくするには?
F値は、レンズによって「小さくする限界」と「大きくする限界」が違います。
カメラを買ったときについてきたレンズだと、だいたいF3.5-F5.6からF22-F36くらいまで。
シャッタースピードを早くしつつ明るく撮る、つまりF値を下げるには、F値の低いレンズに交換する必要があります。
ただし!
標準レンズのように、「ズームもできて明るいレンズ」となるとメチャクチャ値段が高くなります。
そこで、僕のオススメは「単焦点レンズ」。
単焦点レンズとは、ズームができないレンズのこと。
構造がシンプルなので、
・価格が安い
・レンズの重量が軽い
・F値を低く設定出来ることが多い
という特徴があります。
たとえば、こういうレンズですね。
日常の子供の写真を撮る!という目的であれば、重いズームレンズよりも、軽くて明るい単焦点レンズの方が楽しく撮影できますよ!
マニュアルモードで子供を撮るときの注意
子供をキレイに撮るマニュアル設定の前に、前提として覚えておいて頂きたいことがあります。
それは、同じマニュアル設定でも、撮影環境によって違う。ということ。
カメラで撮影するときに重要なのは、太陽や電球の「光の量」です。
屋内や曇天時は、光の量が減りますよね。
光が少ないと、写真が暗くなってしまいます。
たとえば、
F値:5.0
という設定をしている場合、室内では晴天の野外に比べて暗く写る、ということ。
カメラのオートモードは周りの光の量を見て、写真が暗くなりすぎないように自動で操作してくれているんです。
マニュアルでは、
マニュアルの撮り方のコツは、
[list class=”li-check li-mainbdr main-c-before”]
- シャッタースピード
- F値
- ISO
[/list]
写真が好みの明るさになるように、3つの数値を操作するということです!
シャッタースピード・F値・ISOの意味は深く考えずに、まずは撮ってみて、
[prpsay img=”https://tsukuru-blog.com/wp-content/uploads/2018/08/KTKHVsTz.png” name=”ノザワ”]この数値をこういう風に変えると、明るくなったり暗くなったりするんだな[/prpsay]
ということを体感してみるといいですよ!
[memo title=”MEMO”]紹介する方法は、子供を撮影するのに適しているマニュアル撮影です。
その他の被写体を撮影するときは、違う順番が良い場合もあります。[/memo]
まとめ
シャッタースピードを基準にすれば、F値を変えればいいだけなのでカンタンですよね。
・子供が速く走る
・かけまわる
など、「よりスピードある状況」でなければ、1/400くらいのシャッタースピードで撮影できますよ。
たくさん撮影していくと、「どんな状況の時にどれくらいの設定がベストか」が分かってきます。
少しずつチャレンジしてみてくださいね!
ではでは。
野沢 謙介(@thundergirl6063)でした。
[box class=”box28″ title=”α6000のまとめ記事を見る”]
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