「自分ばかり家事をやっている」
「言わないとやってくれない」
こんな風に共働きの家事育児分担って、イライラやケンカの原因になりやすいですよね。
ただでさえ、働きながらでしんどいのに・・・。
その気持ち、すごく分かります。
そんな状態でも、イライラしない共働きの家事分担のやり方をまとめました。
ポイントは、
- 家事を分類する
- 70点ルールでお互いのやり方を知る
- 家事を減らす・やらないことを決める
この3つ!
ひとつずつ解説していきますね。
もくじ
イライラしない家事分担は「分類・知る・減らす」
そもそも、なぜ家事・育児の分担でイライラしやすいかと言うと、
など、
・どんなことが家事なのか知らない
・お互いがどんな風にやるのか知らない
・何もかもを自分たちでやろうとする
という原因が多いんですね。
この状態を解消・良くするには、
- 家事を分類する
- 家事・やり方をお互いに知る
- 家事を減らす・やらない
この3つがポイントです。
まずは、「わが家には、どんな家事があるか?」
家事を分類していきましょう。
1.家事を分類するーそもそも何をする?
家事を大きく分けると、料理、洗濯、掃除の3つに分類されることが多いですよね。
お互いになんとなく、家事は何をするのか?を分かっていたつもりでしたが、
までは認識できていませんでした。
コレが「家事のイライラ原因」のひとつだったんです。
なので、まずは「ウチの家事は何があるのか?」から、話し合うことを始めました。
家事を洗い出す前に決める大事なこと
洗い出す話し合いをする前に決める大事なことがあります。
それは「話し合いのルール」を決めておくこと。
ウチの場合は、
- 日頃の分量は言わない
- 段階を追って話す
ということをルールとして決めました。
そうすることで、感情的になることなく話し合い、意見を出し合うことができました。
もしルールを決めていなかったら、きっとケンカになり、話し合いが出来なかったと思います。
家事を洗い出す方法
家事ひとつにつき1枚をポストイットに書く。そうするとあとで分類しやすいのでオススメ。
- 大カテゴリを決める(ほとんどの家庭では、料理、洗濯、掃除、育児かと思います)
- 大カテゴリに入る中カテゴリを決める
- 中カテゴリに入る小カテゴリを決める
このように各カテゴリごとに考え、何をするか、を洗い出していきました。
例えば、大カテゴリ:料理だと、以下の作業などが中カテゴリに分類できます。
- 朝食作り
- 朝食の食器洗い
- お弁当作り
- 朝食食器片付け
- 夕食作り
- 夕食食器片付け
ここで重要なポイントは、「朝食の食材買い出し」のような「具体的行動・手段」は中カテゴリに分類しないこと。
「具体的行動・手段」は小カテゴリに分類するようにしましょう。
中カテゴリが洗い出せたら、次は具体的行動・手段を小カテゴリに分類して洗い出していきます。
例えば、中カテゴリ:朝食作りに入る小カテゴリは、以下のような項目が考えられますね。
- 前日の夕食食器片付け
- 子どもご飯を用意する
- 大人ご飯を用意する
- 明日以降足りない食材をリストアップする
ここでの重要なポイントは「見えにくい家事」もモレなく出すことです。
見えにくい家事とは
例えば、中カテゴリ:燃えるごみを出す では、ゴミを出すことだけでなく、
- ゴミ出しの曜日を把握する
- ゴミ袋を替える
- ゴミ袋の予備をチェック
- ゴミ袋を買う
なども家事のひとつです。
2.家事・やり方をお互いに知る
妻も夫も、しょせんは他人。
生まれた家庭が違えば、食事のルールひとつとっても異なりますよね。
一人暮らしをしていたのであれば、自分のやりやすい家事のルールを誰しも持っています。
自分のルールが最良と思って他人同士が暮らし始めると、どうなるか。
相手は異なるルールを持っているので、意見衝突は必然ですよね。
そんな風に、相手の家事のやり方にイライラしたら、相手にぶつける前にちょっとだけ考えてみてください。
- なぜ自分は、このやり方が良いと思っているんだろ?
- 本当に、このやり方じゃなきゃダメ?
- 相手のやり方には、どんなメリットがあるかな?
- 相手のやり方と合わせたら、より良くできないかな?
と考えてから、相手の意見を聞いてみると、2人がやりやすい方法を見つけやすくなります。
おすすめしたい方法は、
お互いのルールを聞いて、やるべき70点基準を決める。
というやり方。
70点から上は、個人のコダワリとする。
もし、やってくれたら感謝!
その方がずっと、気楽で楽しくイライラせずに済むはずです♪
3.家事を減らす・やらない
苦手な家事、得意な家事、人それぞれありますよね。
でも、得意・苦手というよりかは「好きか嫌いか」だと、僕は思うんです。
家事を、料理・洗濯・掃除といった分類とは別の軸で考えると、
- ゼロをプラスにする作業
- マイナスをゼロにする作業
この2つに分けられます。
例えば、子どもにスプーンの使い方やトイレトレーニングを教えることは、もともと出来ていなかった(ゼロ)を教える(プラス)こと。
つまり、ゼロからのスタート。
例えば、トイレ掃除は汚れた箇所(マイナス)を綺麗な状態に戻す(ゼロ)こと。
つまり、マイナスからのスタート。
この分類であれば、
「料理(プラスにする)は好きだけど、食器洗い(ゼロに戻す)は気が進まない」という場合、好きなこと・得意なことを分担することができます。
苦手なことやるのは誰でも辛いですし、できればやりたくないですよね。
反対に「得意なこと」は、やっていても苦にならないはず。
苦手な家事をやらないのもひとつの手
苦手なこと・面倒なことをあえてやらないのも、家事分担で大切なこと。
例えば、
掃除ならルンバやブラーバなどロボットに任せる。
ブラーバについては、コチラの記事でも書いています。
>>家事時短なら掃除から。拭き掃除ロボットブラーバ 380j で家族の時間を増やす!
例えば、
平日の夕飯はコープで食材キットを買って手早く済ませる。
例えば、
トイレやキッチン・お風呂の掃除は、家事代行サービスを頼む。
などなど。
自分たちで何もかもやる必要はないんですよね。
まとめ
- 自分の家事のやり方が最良と思わない
- 得意なほうがやればいい
そのうえでやるべき70点基準を決める。
パートナーに対しておおらかな心を持つことが、イライラしないコツです♪
よければ試してみてください!
ではでは。