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自分の強みやアピールの仕方がわからない人にオススメ[まず、のび太を探そう]書評レビュー

商品の作り方を学ぶ本「まず、のび太を探そう!」レビュー!

転職や婚活では、自分の強みをアピールすることが大事って言いますよね。でもどうやって見つければいいのか分かりません。

そんな人にオススメなのが、ビジネスモデルの作り方を分かりやすく兵庫県立大学経済学部教授が解説した、

「まず、のび太を探そう」

9つの視点を使ってどんなアイデアもビジネスモデルにできる方法を紹介しています。
この視点、

・自分に合う転職をしたい
・自分に合うパートナーを見つけたい

といった、仕事や恋愛の悩みにも使える考え方でした。

「起業してビジネスを作りたい!」
という人よりも、

「自分にあった転職先を見つけたい・パートナーを見つけたい」
という人の方が多いと思います。

なので、より分かりやすいように
「転職や婚活にどう応用できるか?」
という視点で、レビューします。

少しでもアナタの参考になればうれしいです。

「まず、のび太を探そう!」は、どんな悩みを持つ人にオススメ?

誰でも、自分自身に自信があることや人に好かれそうなポイントを一つは持っていますよね。

仕事なら、経歴や実績。
婚活なら、外見や収入。
自分の強みをアピールしているのに、なかなか良い結果につながらない。。

「スペック的には悪くないと思うのに、なぜ見つからないの?」

そんな悩みを持つ人にオススメです。

あなたの周りにもいませんか?

・顔も性格も悪くないのになぜかパートナーがいない人
・転職活動をするとなぜか面接で落ちる人

という人。
不思議ですよね。

実は、本質的には同じ理由なんです。
その理由は「相手の用事を解決していない」から。

詳細は後で説明するとして、まずは「まず、のび太を探そう!」の概要・あらすじを読んでみてください。

「まず、のび太を探そう!」の概要・あらすじ

仕事で新しいビジネスの企画提案を出した主人公。
ところが、全然ダメだと突き返されてしまいます。

困っているところに出会ったのが、経営学の教授。

そこで教授は言います。

「アイデアは面白いけど、ビジネスにするには要素が足りない。ビジネスとして成功させるには、このセルにある9つの質問に答えて埋めていくこと」

その9つの質問とは、コレです。

このモデルは何にでも応用できる![まず、のび太を探そう]書評レビュー

  1. お客さんはどんな用事を抱えている人ですか?
  2. 解決策として何を提示しますか?
  3. ライバルとの違いは、どのように表現できますか?
  4. 誰から儲けますか?
  5. なにで儲けますか?
  6. どのようなタイミングで儲けますか?
  7. どのような手順で取り組みますか?
  8. 手順の中でなにが得意ですか?
  9. 誰と組みますか?

9つの質問の具体例・使い方をあげて、ひとつずつ分かりやすく解説されています。

ちなみに「のび太」とは、

「用事を抱えている人」のこと。

面白いアイデアや他社より優れている点ばかりアピールしていても、「用事を抱えている人」の用事を解決できなければ、売れないんですね。
用事を解決するために考えるべきことが「9つの質問」、という内容です。

「まず、のび太を探そう!」の9セルを置き換えてみる

転職や婚活に置き換えてみると、あなたが抱えている問題を解決するヒントになります。

転職や婚活では「儲ける」という概念はないので、実質6つ。

  1. お客さんはどんな用事を抱えている人ですか?
  2. 解決策として何を提示しますか?
  3. ライバルとの違いは、どのように表現できますか?
  4. どのような手順で取り組みますか?
  5. 手順の中でなにが得意ですか?
  6. 誰と組みますか?

ですね。

例えば、あなたが料理上手とします。

ここで「料理好きをアピールしよう!」となるのは、NG。
確かに、料理得意であることを高評価とする人は多いですが、相手の用事を解決する視点ではないんですね。

・自分も料理ができるから一緒に作りたいと考えている人
・全く料理が苦手だから作って欲しいと考えている人

この2人は全く違いますよね?
自分自身が選ばれる理由も全く違います。

婚活で言えば「どんな用事を抱えている」というのは、

自分の将来設計に合う人が見つからない。

ということじゃないでしょうか?

つまり、
「料理が得意だから料理好きをアピールしよう」

ではなく、
「料理好きな自分を必要としている(用事を抱えている)のはどんな人だろう?」

と考えることが、「のび太を探す」ということなんですね。

本の中では、具体的にどのように9つの質問を埋めていき、どんな風に考えればいいのか?
が書かれています。

気になった方はチェックしてみてくださいね!

「まず、のび太を探そう!」から学んだこと・1番ココロに残った言葉

この本で一番心に残ったのは、これ。

価値創造は、相手があって初めて実現します。それができてビジネスがスタートします

「相手があって初めて実現する」
当たり前のことなんですが、意外とできていないことありますよね。

例えば、面接で自分の過去の実績ばかりをアピールしたり。
本当は「自分の過去の実績が、転職先にどんな利益・メリットをもたらすか?」を感じてもらうことが、転職のヒケツなのに。

例えば、デートで自分の良さや自分が心地よく過ごせるかばかりを気にしたり。
本当は「自分と一緒にいることで、どんな未来を過ごせるか」を感じてもらうことが、パートナーができるヒケツなのに。

僕自身も過去に経験あります・・。

「まず、のび太を探そう!」に近いジャンルの本3冊を紹介

近いジャンルの本も読んでみたいな、と思う人のために、オススメ本を三冊紹介します。
面白そうかも・・?と思ったらチェックしてみてくださいね。

まとめ:[まず、のび太を探そう]は自分の悩みを解決できる、ひみつ道具

[まず、のび太を探そう]はビジネスモデル本の中でも、とても優しく解説されている本。
分かりやすいからこそ、その他のことにも応用しやすくなっています。

・自分に合う転職をしたい
・自分に合うパートナーを見つけたい

といった悩みがある人は、何かこれからのヒントをつかめるかもしれません。

以上、「会社や婚活に不満がある人にオススメ[まず、のび太を探そう]書評レビュー」という記事でした。

ではでは。

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